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お見合いの雰囲気は良かったのに「交際お断り」の連絡が…。原因となった、男性が照れ隠しで口にした“たった一言”とは?

  • 2025.12.20
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

こんにちは。婚活カウンセラーのりぃです。
婚活では、ちょっとした受け答えが、思っている以上に相手の印象を左右することがあります。

今回は、お見合いや初めてのデートで実際にあった、悪気はないのに、相手の心を遠ざけてしまった衝撃の一言についてお話ししたいと思います。

よく聞かれる質問「どうして相談所に入ったんですか?」

「どうして結婚相談所に入ったんですか?」

お見合いや初デートで、相手からこんな質問をされることは珍しくありません。とても自然な質問ですし、お互いの価値観や結婚への向き合い方を知りたい、という気持ちから聞かれることが多い質問です。

ある男性会員さんも、相手の女性会員さんからその質問を受けました。その時、照れ隠しのような感覚で、こう答えてしまったそうです。

「親に言われて…なんとなく、ですね。」

その場の空気は悪くならず、会話も続きました。でも、相手の心の中では、小さな違和感が生まれていました。

相手の頭の中に浮かんだ、不安な気持ち

後日、交際のお断りの連絡が入り、理由を確認すると、女性会員さんはこんなふうに感じていたことが分かりました。

「結婚したい気持ちが、あまり強くないのかな…」
「嫌々、活動しているのかもしれない」
「自分との結婚も、誰かに言われないと決められないのでは?」

もちろん、言った本人にそんなつもりはありません。実際は、結婚を真剣に考えていたし、相談所に入ったのも“きっかけ”が親だっただけ。でも、女性会員さんには「自分の意思で結婚を望んでいない人」という印象を持たれてしまったのです。

悪気がなくても、言葉は“気持ち”として受け取られる

「親に言われて」という言葉の裏には、照れくささや、相談所に入ったことへの恥ずかしさ、そんな気持ちが隠れていたのかもしれません。

ただ、相手も同じように結婚相談所に入会し、真剣に結婚を考えて活動している人です。だからこそ「自分で決めたわけじゃない」、「主体性がなさそう」と感じてしまうと、気持ちが冷めてしまうことがあります。

結婚するのは他人ではなく、自分自身。だからこそ、“自分はどう思っているのか”という気持ちを持つことがとても大切なのです。

真剣な人ほど、相手の「気持ち」を知りたい

真剣に婚活している人ほど、相手の結婚に対する本音が気になります。

「本当に結婚したいと思っているのか」、「自分の意思で選んでいるのか」、「将来を一緒に考える覚悟があるのか」、その判断材料になるのが、こうした何気ない質問への答えです。

今回のケースでは、「結婚相談所に入った理由」という質問が、その人の“結婚への姿勢”を測る材料になっていました。

たとえ、本当に親に勧められて、結婚相談所に入会したとしても、「親に勧められたのがきっかけですが、自分自身も結婚したいと思って決めました。」と一言添えていれば、相手の受け取り方は大きく変わっていたはずです。

婚活では、自分の気持ちを相手にきちんと伝えることがとても大切です。ましてやこれから、生涯を共にするかもしれない相手には、素直な気持ちを伝える姿勢が欠かせません。

「言わなくても分かってもらえる」は通用しません。相手は、あなたの“本音”を聞きたいと思っているのです。

ちゃんと「あなたの気持ち」を伝えられていますか?

今回の出来事は、誰にでもある照れやプライドが原因で起こり得るものです。でも、婚活の場では、その一言が“結婚への温度感”として伝わってしまうことがあります。

なぜ結婚したいのか、なぜ相談所を選んだのか、どんな未来を思い描いているのか、完璧な答えでなくて構いません。 大切なのは、自分の言葉で、自分の気持ちを伝えることです。

それができるかどうかで、ご縁の行方は大きく変わります。相手は「あなたの気持ち」を知りたいはずです。


ライター:りぃ
私は5年間、婚活パーティーや結婚相談所などで婚活をされている方のサポートをさせていただいていました。相手が求めている情報を正しく分かりやすく伝える経験を積み、今では自分の言葉で読者の方に分かりやすく伝える文章を執筆しています。リアルなエピソードや、成功・失敗に共通するポイントをお届けします。