好き&行ってみたい「大阪府の寺社仏閣」ランキング！ 2位「四天王寺」、1位は？ 【2025年調査】

晩秋の冷たい空気に包まれ、街が少しずつ年末の表情を帯び始めました。寺社仏閣の落ち着いた佇まいや、紅葉が名残を見せる境内の景色は、そんな時期にひとときの安らぎを与えてくれます。今回は、訪れてみたくなる魅力あふれる寺社仏閣に注目しました。

All About ニュース編集部では、2025年11月21〜22日の期間、全国20〜70代の男女250人を対象に、寺社仏閣に関するアンケートを実施しました。その中から、「大阪府の寺社仏閣」ランキングの結果をご紹介します。

2位：四天王寺／42票

2位は、四天王寺でした。大阪市天王寺区にある593年に聖徳太子によって建立された日本仏教の祖とされる寺院の1つです。日本最古の官寺として知られ、創建当時の様式を今に伝える伽藍配置が特徴。中心伽藍には、中門・五重塔・金堂・講堂が一直線に並び、歴史の重みを感じさせます。また、毎月21日と22日には縁日が立ち、多くの人でにぎわうことでも知られています。

回答者からは「聖徳太子が建立した日本最古級の寺院で、歴史的建造物や庭園を散策しながら心穏やかに過ごせるから」（20代女性／東京都）、「この四天王寺周辺では大坂の陣など有名な合戦が繰り広げられた、歴史に想いを馳せながら参拝してみたい」（40代男性／岩手県）、「日本最古級の寺院として格式が高く、都会の中で静かに歴史の息づかいを感じられるから」（40代女性／埼玉県）といった声が集まりました。

1位：住吉大社／86票

1位に輝いたのは、住吉大社でした。大阪市住吉区に鎮座し、全国に約2300社ある住吉神社の総本社として、海上の守護神として古くから信仰を集めてきました。特に有名なのは、反り橋（太鼓橋）と呼ばれる朱色の橋。その美しい曲線美は大阪の象徴的な風景の1つです。本殿は「住吉造」という古代の建築様式で建てられていて、国宝に指定されています。また、正月には、近畿地方で最も多くの初詣客が訪れることでも知られています。

回答者からは「商売繁盛、開運招福、家内安全などご利益が多いので行きたいです」（50代女性／広島県）、「大阪に行くなら住吉大社に参拝しておきたいです。境内のいたるところに写真を撮りたくなるスポットがあるのでご利益だけでなく楽しそうです」（40代男性／東京都）、「全国約2,300社の住吉神社の総本社であり、海人族の信仰に基づいた独自の『住吉造』と呼ばれる国宝の本殿の建築様式を一目見たいから」（40代女性／福井県）といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです

文：坂上 恵