「お前さえ尽くせば許してやる」勘違い夫に突きつけた事実＜夫家族の異常な絆 16話＞【義父母がシンドイんです！ まんが】

■これまでのあらすじ

夫は血の繋がらない継母を愛していた。義母も義妹も夫の気持ちを知っていながら、加奈子を家政婦代わりに利用していたのだ。夫と義母の会話を記録した加奈子が離婚を言い渡すと、誰が家計を支えているのかを知らない義母は厄介払いできたとばかりに離婚話を受け入れるが、夫は焦燥感を募らせる。そして加奈子は夫に向かって「家族3人を養うのはあなたよ」と意味深な言葉を残すのだが…。

家を出た私の背中を、夫が血相変えて追いかけてきました。これまでのことを謝罪する気にでもなったのかと思いきや…。

「お前さえ尽くせば許してやる！」

これが夫の本性なのです。妻という肩書を与えてもらった私は、夫に尽くして当然だと思っているのでしょう。そうやって私の気持ちを利用して、私のお財布をアテにしていただけなんです。

すべては、愛する義母のため。

その下心がわかった今、美しいと思っていた夫の顔がひどく醜く見えました。もうこの先夫と会うことはないでしょう。私はすべてを弁護士に託すから…。

夫は自分の稼ぎでは贅沢三昧の義母を満足させることができないとわかっているようですが、これからあなたの肩にのしかかるのはそれだけじゃありません。

私は離婚へ向けて踏み出したことを、ある人に真っ先に報告したのでした。

※この漫画は実話を元に編集しています

原案:ウーマンエキサイト編集部、プロット:みゆき、イラスト:まゆか！

(ウーマンエキサイト編集部)