上司「期待するのは当然」社長「鬱になった」部下に対する“会話”でぶつかり合い…その後、「ド変態」呼ばわりされたワケ【マジクソかんぱにー】

会社ではチームで働くことも多いですよね。時に、世代の異なる人たちとのコミュニケーションに難しさを感じることもあるのではないでしょうか？

実際の体験談をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『新生令和』は、そんな「部下の指導」をテーマとしたドラマです。

【新生令和】#ショートドラマ

「『がんばれよ！』って言っただけです…」

社長と社員の橋本が、社員の白石について話し合っています。

「そうやって期待されたから、白石は鬱になったんだよ。」

どうやら白石は仕事のストレスで体調を崩してしまったようです。

「部下に期待するのは当然じゃないですか…？」

橋本は自分の言動の何が問題なのかわからない様子です。

「『がんばれよ』って、今はがんばってないみたいじゃないか？」

社長は橋本の言葉がどう受け取られる可能性があるか、伝えました。

「そんなつもりはないですよ！もっと伸び代があると思って言っただけです！」

橋本は社長の言葉を受け入れません。

「お前は他人に期待しすぎ！」

社長は、橋本が他人に期待しすぎていると話し始めました。

「今の若い子はな、期待に応えられなかったらどうしよう？って考えちゃうんだよ。」

と、若い世代の傾向を橋本に説明します。

橋本は「その期待を越えてこそ、人は成長できるんですよ！」と反論し、
「期待を超えられなかった部下には、しっかり叱って間違いを正していくべきです！」と持論を展開。

「叱ったら心が折れるだろ！」と社長は話しますが、「そんな人材はいらないですよ！」と橋本はばっさり。

「古いんだよお前は…」と社長は呆れながら、「白石はセクハラもされたって言ってたぞ？」と続けます。

「してないですよ…それは絶対無いです！」と橋本は全否定しました。

「見た目のことで何か言わなかったか？」と社長は橋本に質問します。

「『髪切った…？』とか『ネイル似合ってるじゃん！』ぐらいです…」と橋本が答えると、「それはセクハラだろ！」と社長は断言しました。

「えぇ！？」と驚く橋本に「お前ド変態だな」と社長は告げます。

「今の時代ってそんな生きづらいんですか…？」と橋本は愕然とします。

「白石が鬱になったのもよく分かる…」と社長は言いました。

「社長はなんで白石側なんですか…！」と橋本は社長に言うのでした。

会社で働いていると、世代の異なる人たちと関わることも当然ありますよね。どうコミュニケーションをとったらよいのか、迷うこともあるかもしれません。

今回の話に対して、YouTubeショートのコメント欄には「がんばれよ、も言ったらダメなのか…難しいね」「見た目に関しては、たしかにあまり言わないほうがよさそう」などの声が寄せられていました。

橋本の言い分も社長の言い分も、意見として理解できるものだと思います。ですが、実際に体調を崩してしまった白石がいるとなると、どちらが正解というよりも相手に合わせてコミュニケーションの方法を変えていくことが重要なのではないでしょうか。

かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。