妻「ショートケーキ買ってきて」ラインを送った直後、返ってきた一言に絶句「ケーキを見るのが怖い」

クリスマスも間近に迫り、「今年のクリスマスケーキはどうしようかな」と胸を躍らせている人も多いのではないでしょうか。ショーケースにずらりと並ぶケーキは、どれも見た目からして幸せそのもの。定番のケーキに加え、クリスマス限定の特別感あふれる一品まで、種類もサイズも実にさまざまです。

そのぶん、「どれにする？」「大きさは？」などと、“ほしいケーキ”を相手に伝えるのが意外とややこしいのも事実。とはいえ、それもまたクリスマスならではの、ちょっと贅沢でうれしい悩みなのかもしれません。

SNSでは、「夫にケーキの買い物を頼みたいだけなのに話が全く噛み合わない件」という投稿が、話題となっています。

いったいどのようなやり取りだったのでしょうか？

話題の投稿が、こちら！

クリスマスになると
旦那とのこのやりとりを思い出す

これもしかしたらだけど
全国の地域によって言い方がちがうのかもしれん

投稿者さんは、クリスマスが近づくたびに、かつてクリスマスケーキを巡って繰り広げられた、旦那様との“カオス”とも言えるLINEのやり取りを思い出すのだそうです。

その日、帰り際に旦那様にクリスマスケーキを買って帰ってきてもらおうと考えた投稿者さんは、LINEで「ホールのショートケーキ」をお願いしました。ところが、返ってきた旦那様からのメッセージは、投稿者さんの想像とはまったく違うものだったのです。

「ホールのショートケーキ」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、苺と生クリームがたっぷりのった定番のショートケーキが、円形のホールサイズになったものではないでしょうか。投稿者さんが旦那様に伝えたかったのも、まさにそのイメージのケーキでした。

ところが旦那様は、「ホールのショートケーキ」が何を指しているのか、どうにも理解できなかった様子。

困惑する旦那様に対し、投稿者さんは「ショートケーキっていう名前だよ」「ホールは一個まるまるってこと」と懸命に説明を続けます。しかし、それでも話はなかなか噛み合いません。

その後もLINEのやり取りは続き、まるで漫才を見ているかのような展開に。投稿者さんは「味がショートケーキってこと」とまで伝え、一瞬「これは伝わったかも？」と感じられる返事も見受けられましたが、最後には旦那様から再び放たれた「何ケーキ？」の一言。やはり、まったくピンときていない様子です。

これには投稿者さんも「だからショートケーキだっつーの」「なんなの」とツッコミが止まらなくなり、ついには「なんで通じないの？」と本気で不思議に思うレベルに到達します。そんな中、旦那様から再び届いたのは「何味よ」というメッセージ。

投稿者さんも負けじと、「ショートケーキ」「生クリームと苺の白いやつ」と、これ以上ないほど具体的な説明を送り続けました。

すると、ついに旦那様の中での謎が解決。旦那様の認識では、「小さいケーキは全部ショートケーキ」「ショートケーキとホールケーキは大きさの分類」と思っていたのだそうです。そもそも“ショートケーキ”が苺と生クリームの定番ケーキの名称だという認識がなかったことが、ここで判明しました。

こうしてようやく、苺と生クリームがのったあの定番ケーキが「ショートケーキ」だと理解した旦那様。しかし投稿者さんはというと、「家に帰ってケーキを見るのが怖い」と、このやり取りの末にどんなケーキを買ってくるのか、不安と期待が入り混じった気持ちで帰宅を待つことに。

そして、旦那様が買ってきてくれたのがこちらのケーキでした。

苺の小さめなホールのショートケーキはすでに売り切れていたため、なんと7,000円もする立派なケーキを購入してきてくれたのだそうです。中身は投稿者さんが食べたかった、まさにショートケーキの味。とてもおいしく、結果的には大成功のクリスマスケーキとなりました。

この出来事以降、投稿者さんは「旦那に何か買い物を頼むときは、必ず画像を送るようにしている」とのこと。言葉だけでは伝わらないこともある…そんな教訓と笑いを残した、微笑ましい夫婦のやり取りでした。

勘違いだらけのやり取りの末…最後は大満足な結果に

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

---夫婦漫才のようです！旦那様がショートケーキを知らなかったことについて、率直なお気持ちをお聞かせください。

衝撃でした！旦那は東北出身で私は関東なので、地域での呼び方の違いがあるのかと思いました！

---確かに、地域の差なのかと思うほどの噛み合わないやり取りでしたもんね！旦那様が買ってきてくれたケーキを見た時のお気持ちをお聞かせください。

7,000円したことを事前に知らされていたので、「かなり高級なケーキ買ったんだな…。早く見せてー！！」という感じだったと思います。箱を開けてみた時は爆笑しました（笑）。

---期待度が上がりますね。なぜ爆笑されたのでしょうか？

想像していたイチゴのショートケーキとは全然違って、「しかも2段？ウエディングケーキかよ！」と思いました（笑）。そしてサンタやらキノコやらついていて、可愛くてすごくワクワクしました！

---なるほど！結果的に旦那様のお買い物は大成功だったということですね！

爆笑の先に待っているほっこり…

こちらの投稿には、「私もショートは切ってあるのがショートで、ホールは丸いケーキのことだと思っていた」といったコメントが寄せられ、“ケーキ”の概念には意外なズレがあることが明らかになりました。また「面白すぎる」と二人のやり取りに爆笑させられたという声も多数寄せられていました。

たった一つのケーキを巡るやり取りが、ここまで話題になり、多くの人を笑顔にさせるとは思いもしなかったことでしょう。クリスマスにぴったりな、温かさと笑いにあふれたご夫婦のエピソードでした。

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています

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