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子どもの頃「父は無職でいつでも遊んでくれる人」→大人になって気付いた“事実”に「幸せな家庭で育ったな」

  • 2025.12.25
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photoAC(画像はイメージです)

事務、営業、飲食、農業、サービス業…。世の中にはさまざまな仕事があります。仕事のジャンルとしては知っているけれど、その具体的な業務内容までは知らないことのほうが多いのではないでしょうか。

好々農園(@sukizuki.nouen)さんが、「無職だと思っていた父の職業」についてThreadsに投稿し、「子どもの頃、同じように思ってました」「お父様が偉大」と注目を集めています。

いったいお父様のお仕事はなんだったのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

Threadsで見る

子どもの頃の投稿者さんにとって、お父様はいつも家にいる存在でした。詳しいことはあまり分からなかったけれど、「無職で、いつでも遊んでくれる人」。そんな認識だったそうです。

しかし大人になってから、ふと気づいたことがありました。投稿者さんの実家の家業は、「農家」。つまり、農家であるお父様は、実は365日、休みなく働いていたということです。きっと家の傍にある畑や田んぼで朝から夕方まで作業しつつ、合間を縫って、子どもたちと向き合ってくれていたのでしょう。

そのことに思い至ったとき、投稿者さんの中で、子どもの頃の記憶がまったく違う意味を持ち始めたはず。自分は「幸せな家庭で育ったな」としみじみ感じられたことでしょう。

大変な姿を見せず、できる限り家族と一緒にいてくれた。それこそが、お父様の愛情だったのかもしれませんね。投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

これは家業なのだと気付いた

---とても素敵なご家庭で育ったのですね!お父様が働いているとわかってきたのは何歳くらいの時でしたか?

18歳頃、自分でアルバイトをするようになってからです。田舎を出て、周りの大人たちに「農家のご実家すごいなぁ」と言われはじめ、これは家業なのだと気付きました。

---社会に出て初めて気付くことってありますよね。小さい頃はどんなことをしてお父様と遊んでいましたか?

男兄弟で育ったので、庭で野球をしていることが多かったです。父は通るたびに1球だけ投げてくれました。

---大人になってお父様が365日働いていることを知った時のお気持ちをお聞かせください。

ただただ感謝と尊敬です。「365日働き続けられる仕事」というのも農業の魅力ですね。

---お父様としても、農家さんとしても立派な方ですね。

良き家庭

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

わぁぁ〜子どもの頃、同じように思ってましたwwww
父親に「父ちゃんは会社行かんと?」と言った事があります
お父様が偉大で、素敵なお話に涙です
良き家庭

作物の世話は天候や暦に左右され、休日という概念はほとんどありません。消費者として野菜や果物をいただく際は、その食材を育てるための農家さんの苦労も想像しながら、おいしく食べたいですね。

取材協力:好々農園(@sukizuki.nouen)さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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