車中泊旅行中に北海道の海を眺めていたら…　水面に現れた“かわいい来客”に大興奮

一軒家を手放し日本全国で車中泊生活を送るアラフォー夫婦・なべおさんとなべちゃんさん。車中泊の日常や仕事の様子をYouTubeチャンネル『車中泊なべひとつ』で紹介しています。

今回は同チャンネルにアップされている数多くの人気動画の中から『【車中泊キャンプ】きりたっぷ岬キャンプ場で野生のラッコに遭遇！』という動画を紹介します。2024年9月21日に投稿されたこの動画では、北海道の霧多布岬のキャンプ場を訪れた様子が紹介されています。

今回は、いったいどのような旅になったのでしょうか。

きりたっぷ岬キャンプ場へ

今回は、霧多布半島の東端にあるキャンプ場を訪れることにした配信者さん夫婦。旦那さんのなべおさんと、奥さんのなべちゃんさんは、少し天候を心配しつつも出発しました。

訪れたキャンプ場は無料で利用できますが、現地での申請が必要とのこと。テントサイトは無料、バンガローは1棟1,760円で利用できます。テントサイトにはWi-Fiが完備されており、車で5分ほどの場所には温泉もあるため、長期滞在する人も多いようです。

そんな中、前日にアメリカの方と会話をしたというなべおさんは、英会話が少し気になっている様子。カタコトの英語を交えながら、楽しそうな会話を続ける二人。今回の旅も、明るい雰囲気の中でスタートしました。

キャンプの買い出しへ

キャンプ場へ向かう前に、まずは買い出しへ。立ち寄ったのは「コープはまなか」です。こちらでは、タカナシ乳業のプレミアム牛乳を使ったソフトクリーム「ヨンゼロソフトクリーム」が有名なのだとか。

ハーゲンダッツにも使われているミルクと同じ原料を使用していると聞き、「食にあまりこだわらないなべおさんでも、きっと気に入ると思う」と話すなべちゃんさん。それに対し、「おいしいものは分かりますよ」と返すなべおさんとの、クスッと笑えるやり取りが続きます。

店内のソフトクリームコーナーで、「初めての人はミルク味がいいみたい」と言いながら、ミルクを選ぶなべちゃんさん。ほかにもチョコ味やミックスがあり、どれも魅力的です。

購入したソフトクリームを車内でさっそく食べてみます。なべおさんが一口食べると、「…わかんない」とひと言。そこでなべちゃんさんが食べてみると、「おいしいじゃん」と、なべおさんの反応が信じられない様子です。

その後も、なべおさんは「市販のお手頃アイスで十分」と言い続ける一方、なべちゃんさんはソフトクリームのおいしさを何度も熱弁。ついには、そのおいしさに感動し、チョコ味も買いに行くことに。

チョコ味を手にして嬉しそうに戻ってきたなべちゃんさん。「これは好きだと思うよ」と渡され、なべおさんが食べてみると、「濃厚だね」と満足そうな表情。ようやく二人でおいしさを共有できたようで、仲良く完食しました。

キャンプ場へ

その後、霧多布温泉「ゆうゆ」に到着し、施設内でキャンプ場の申請を行います。こちらは『ルパン三世』の作者・モンキー・パンチ先生の故郷でもあり、館内にはキャラクターのパネルなどが展示されていました。

申請書の記入とゴミ袋の購入を済ませ、準備を進めていきます。この日は土曜日でしたが、比較的空いていた様子。気温は18℃ほどで、少し肌寒かったそうです。

車を走らせていると、道路脇に数頭の馬を発見。その大きさに驚き、車を停めて寄り道することに。近くで見る馬の迫力と上品な姿に、「かわいいね」と、なべちゃんさんはすっかり夢中になっていました。

さらに進むと、キャンプ場の駐車場に到着。利用者は7組と聞いていたものの、停まっている車は意外と多く、場所があるか少し心配になったようです。

なべちゃんさんが近くの車中泊の方とおしゃべりをしている間に、なべおさんはタープの準備を進めてくれていました。椅子に座り、景色を眺めながらくつろぐ二人。

「この時期は毎回混むんだって」となべちゃんさん。とはいえ、ピーク時よりは空いている方だったようです。なべちゃんさんが話をした方は、夏になると10年連続で訪れている常連さんで、初めて来たなべちゃんさんに声をかけてくれたとのことでした。

キャンプ場から温泉までは1kmほど。歩けない距離ではないものの、車で行きたい様子のなべちゃんさん。少し肌寒さを感じながら、「焚火したいね」と二人でつぶやきます。

場内では焚火をしている人も多く、長年通っている“リーダー”的な存在の方もいるそうで、まるで管理人さんのようだと話していました。

この日の夕方、千葉では36℃だった一方、キャンプ場の朝方は15℃ほどと、その気温差に驚いた二人。それでも、波の音が聞こえる静かな環境に、優雅な気分で過ごせたそうです。

その後は、水場やトイレをチェック。トイレは男女ともに清潔で、丁寧に使われている印象だったとのこと。花の名前が付けられたバンガローがずらりと並ぶ様子を見て、「かわいいね」と話しながら散策しました。

さらに進み、「厚岸霧多布昆布森国定公園」へ。そこには「湯沸岬灯台」があり、奥へ進むにつれて美しい海が広がります。岩場には鳥の姿も見られました。

海を眺めていると、なんと野生のラッコを発見。水面でパチパチと手を動かしたり、顔を出したりする様子に、「かわいい！」とテンションも上がります。キツネや鹿など野生動物の姿も見られ、自然をたっぷり感じられたようです。

夕食は、なべおさんが担当。この日のメニューは、ホルモン塩焼きそば。鍋にホルモンと野菜を入れて調理し、完成するとビールを用意して乾杯しました。

「めっちゃおいしい」と言いながら、ビールと一緒に味わう二人。初めて食べたホルモン焼きそばのおいしさに感動しつつも、肌寒さから早めに切り上げることにしました。

その後は車内へ戻り、寝る前の“お話会”。車内も冷えていたため、なべちゃんさんはダウンを着たまま眠ることに。なべおさんも「ダウンをかけて寝る」と、眠る支度を整えます。

寝相や朝なかなか起きられない話などをしながら、笑い合う二人。気温や霧の話をしつつキャンプ場での一日を振り返り、「寝坊しないように早く寝よう」となべちゃんさんが声をかけます。

最後は、どちらが電気を消すかジャンケンで決め、笑いに包まれながら一日を終えたのでした。

二人の楽しい様子に…

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

いつも、楽しい旅をありがとうございます。夜はまた笑ってしまった

可愛いナベちゃん いまから見る
遅くなっちゃったけど

我が道東にも来てたのね〜
もっと前から知っていたらご挨拶に行ったのになぁ〜

配信者さん夫婦の微笑ましい様子や、まるで夫婦漫才のようなやり取りに、思わずクスっと笑ってしまった人も多いようです。次回はどのような旅になるのか、今後の配信も楽しみですね。

動画：【車中泊キャンプ】きりたっぷ岬キャンプ場で野生のラッコに遭遇！
協力：車中泊なべひとつ

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています

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