【40代おしゃれマナー】40代の仕事服は体型＆トレンドにマッチした上品コーデで印象UP！

40代には、自分の好みだけでは通らない、フォーマルな場面が増えてきます。いざという時に困らないために、基本的なお洒落マナーを知っておきましょう。今回は転職面談から研修、商談までビジネスシーンのおしゃれマナーをご紹介。

【大人の品格＆風格ただよう装いを】

対外的には“会社の顔”として見られていると肝に銘じましょう。社会人として経験を積んだ大人の余裕や風格がただよう、好感度高めの装いを意識して。

パステルやノーカラーなど色やディテールに変化を取り入れたスーツで、仕事ができる雰囲気と女性らしさを両立。上質できれいなシルエットも吟味。肌見せは控えめに、衿ぐりの広いものやノースリーブ、ミニ丈、素足は避けるのがベターです。

若い頃のリクルートスーツは今の体形にマッチしにくいですし、新卒と同じ印象になり品格を損ないかねません。

5cm程度のヒールがあるプレーンなパンプスを。カジュアルな印象の強いフラット靴やローファーは、社内ではOKですが、対外的な場面では避けるのが無難。いろいろな考え方の人がいますから、思いがけない受け取られ方をすることも。

右から_安定感のあるヒールが理想的。5万9400円（ペリーコ／アマン）バックストラップはきちんとかかとにかけて。3万5000円（バナナ・リパブリック）

アクセサリーはゴールドやシルバーなどのシンプルなデザインを。個性的すぎるものや華美なものはふさわしくありません。

バッグはA4書類が入り、ショルダーやハンドバッグにもなる2～3通りに使えるものなら使い勝手も見栄えもグッド。

首もとや耳もとに輝きを添えるさりげないものを。表情の違うチェーンを重ねたデザイン。単品でも使えて便利。ネックレス2万2000円、小ぶりながら華やかなツイストフープ。ピアス9万1300円（ともにマリハ）

ハンドルが長く肩掛けしやすい。斜めの切り替えがアクセントに。4万4000円（クリスチャンヴィラ／ピモンテ）

勤務先がファッション関連の企業でなければ、トレンドよりも好感度を優先しましょう。適度なチークや口紅で血色よく、明るく親しみやすい表情に。相手側の目線に立って、やりすぎてないか、逆に物足りなくて素顔に見えないかの確認を。

マナー講師
「マナースクールEMI SUNAI」代表
諏内えみ先生
『人生を変えるふるまいとマナー』を伝授し、“結果を出すスクール”として人気。『「育ちがいい人」だけが知っていること』ほか著書多数。

撮影＝青木和也スタイリング＝安竹一未イラスト＝二階堂ちはる取材・文＝安田晴美 ※GLOW2025年11月号より