日曜劇場に出演した“ゲスト女優”「アンナチュラルの空気感を思い出す」初登場で見せた“なつかしい姿”に反響の声

TBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』（日曜よる9時）第9話が12月7日に放送された。本作品は、山本周五郎賞やJRA賞馬事文科賞を受賞した早見和真の同名小説を実写化したヒューマンドラマだ。競馬の世界を舞台に、家族や仲間たちとの絆を描く。第9話では、佐木隆二郎（高杉真宙）に代わってロイヤルファミリーのジョッキーとなった翔平（市原匠悟）が、初の大舞台・秋の天皇賞のレース中に落馬してしまう。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

「素敵」「かっこいい」沢渡獣医師の登場に大反響！

落馬した翔平はくるぶしを骨折し、復帰までは4ヶ月かかる。ロイヤルファミリーも骨折し、回復までは半年。年が明けた2025年、ファミリーの脚は順調に回復したが、右目の“角膜実質膿瘍”であることが発覚。最悪の場合、失明する可能性もあるという。日本に馬の角膜移植を執刀できる獣医がおらず、馬主の中条耕一（目黒蓮）は手術を依頼するため、フランスにいる獣医師・沢渡有希（市川実日子）を訪ねたのだった。

沢渡と対面し、耕一は沢渡がかつて父・山王耕造（佐藤浩一）とも面識があったことを知る。沢渡は耕造に「治せばいいと思ってんだろ」と怒鳴られた過去があり、耕造のことを“時代錯誤の昭和オヤジ”と表現していた。メールで断っていたのにも関わらず、わざわざフランスまで会いにきた耕一に「何がそこまでさせるの？」と沢渡が尋ねると、耕一は「父とは生まれてからずっと他人だった」と自身のこれまでを語った。その後、2人は場所を移し、お酒を飲みながら耕造の話で盛り上がり、「勝つために治してほしいんです」と懇願する耕一に、沢渡は「そっくり、お父さんと」と言う。耕造は以前、沢渡に怒鳴ったあと「馬は治したいと思ってんじゃねえ、勝ちたいと思ってんだ」と耕一と同じようなことを言っていたのだ。

その後、沢渡はファミリーの手術のため、日本へ一時帰国した。ファミリーを優しく撫で、「あなたを信じている人がいる、あなたは幸せよ」と声をかける沢渡。手術を終えると、「勝たせるのは私じゃない、あなたたち」「私はその条件を整えただけです」とチームに伝え、車に乗り込んだ。

沢渡の行動や言葉に、多くの視聴者が感動。SNSでは「沢渡先生が素敵」「かっこいい」「ありがとう！」と大反響だった。今回、獣医師の沢渡を演じた市川実日子は、本作品と同じく塚原あゆ子が演出を務めたドラマ『アンナチュラル』からのタッグで放送前から大きな話題を呼んでいた。市川の初登場シーンで見せた白衣姿に「アンナチュラルの空気感を思い出す」「なつかしい」「心強い」といったコメントも見られた。

落馬事故からスランプに陥る翔平

一方、翔平は落馬から復帰して半年経つものの、一度も入着ができない日々が続いていた。“チームに迷惑をかけたくない”と自分を追い詰め、ファミリーに乗ることをやめようとする。そんな翔平に栗須は「誰かのためにジョッキーになったのか？」と問いただす。その言葉で、翔平は子供の頃のホープとの「有馬で一緒に走ろう」という約束を思い出し、“ホープとファミリーと自分との約束のために乗る”と決心ができた。

翔平は隆二郎に頭を下げ、“どうしたら前の自分に戻れるのか”と相談する。しかし「もとには戻らない、諦めろ」と隆二郎。突き放したのかと思いきや隆二郎は、「鐙の位置から変えろ」 「新しい自分を見つけるんだよ」とアドバイスした。翔平はその助言どおり、鐙の位置の調整を行った。

天皇賞の落馬から約7ヶ月、ファミリーと翔平の復帰に向けた最終テストが行われ、北海道の牧場を力強く駆け抜けた。走り終えたファミリーに翔平は「強くなったんだな、俺ももっと強くなる」と語りかけた。SNSでは「翔平とファミリーの掛け合いが最高だった」「翔平くん立派になった」など、翔平の復活と成長を喜ぶ声が多く見られた。

「もうすでにロス」次回は最終回15分拡大スペシャル！

次回は、いよいよ最終回となる『ザ・ロイヤルファミリー』。12月14日は、拡大スペシャルで放送される予定だ。有馬記念出走の条件クリアのため、チームは一丸となってレースに挑む。最終回の予告にネットでは「最終回って早すぎる」「楽しみだけど、終わってしまうの寂しい」「もうすでにロス」といった最終回を惜しむ声が数多く寄せられている。

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TBS系 日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』毎週日曜よる9時