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【試着レポ】カシミア級に暖かく通気性バツグン無印良品「MUJI Labo」の“ヤクニット”がこの冬の主役に|40代おしゃれ

  • 2025.11.18

本格的な寒さが近づくと、恋しくなるのは“極上のぬくもり”。MUJI Laboの「ヤク混タートルネックセーター」は、カシミヤにも匹敵する暖かさと、ヤクならではの通気性のよさで、冬の日常をそっと包み込んでくれる一枚です。


ヤク混タートルネックセーター ― 光をまとうような、やさしいぬくもり

冬の朝、冷たい空気をまとった首もとをふんわりと包み込むのは、MUJI Laboの「ヤク混タートルネックセーター」。ライトオレンジの柔らかなトーンが、肌の透明感を引き立て、顔まわりに自然な明るさを添えてくれます。「この色合い、なんとも言えずいい。やわらかく、やさしい風合い」と話すのはかがやき隊・佐々木さん。

あえてLサイズを選び、ふんわりとしたボリュームで着こなすスタイルが今の気分にぴったり。寒さの厳しい高地で育ったヤクの産毛をウールとともに紡いだ糸は、驚くほど軽く、ふくらみがあり、まとうだけで“守られているような”あたたかさを感じさせます。

ラグランスリーブが肩の力を抜いたリラックス感を生み、衿先のロール仕様が程よい抜けを演出します。寒さが深まるこれからの季節、ワードローブの中心になること間違いなしです。

ヤクそのままの色にウールを混ぜることで美しいブラウンに

深みのあるブラウンが印象的な「ダークブラウン」。これは、染料を一切使わず、チベット高原のヤクの毛がもつ“自然のまま”の色を生かした一枚です。「ヤクそのままの色で、こんなに美しいブラウンが出るなんて」と高本さん。

深みのあるブラウンが印象的な「ダークブラウン」。これは、染料を一切使わず、チベット高原のヤクの毛がもつ“自然のまま”の色を生かした一枚です。「ヤクそのままの色で、こんなに美しいブラウンが出るなんて」と高本さん。

婦人 ヤク混タートルネックセーター 9990円

ざっくり感が今の気分。大人カジュアルを完成させる「メリノウールローゲージストール」

巻くだけで、いつものコーデがぐっとこなれて見える——。MUJI Laboの「メリノウールローゲージストール」は、そんな“大人の日常にちょうどいい”一枚。上質なメリノウールを100%使用し、3ゲージのローゲージでざっくりと編まれた生地は、ふくらみがありながらも軽く、ラフに巻いてもサマになる絶妙なボリューム感。「ざっくりした編み地がかわいい。暗くなりがちな冬のコーデが、これだけで明るくなる」と高本さん。

 

シンプルなニットやコートに合わせるだけで、カジュアルにシフト。40代のスタイルに程よい抜けを与えてくれます。防寒しつつ“おしゃれの仕上げ”として持っておきたい、冬の頼れる相棒です。

知っておきたい、ヤクという素材のこと

ヤクとは、チベット高原やモンゴルなど、標高3000メートルを超える厳しい寒冷地に生息する牛科の動物。−30℃を下回る過酷な環境でも生き抜くため、体は長い毛に覆われています。その毛の内側、肌に近い部分に生える細く柔らかな“うぶ毛”が、ヤクのニットの原料です。この産毛は、カシミヤとほぼ同等の細さ(約16〜20ミクロン)を持ち、保温性に優れるだけでなく、湿気を吸っても蒸れにくいという特徴があります。

さらに弾力があり、使い込むほどに繊維がなじんで、柔らかさが増していくのも魅力。「軽くてあたたかいのに、毛玉になりにくく、自然なツヤがある」——そんな“長く愛せる上質さ”を兼ね備えています。MUJI Laboのヤクニットは、漂白や染色を行わず、ヤク本来のブラウンやグレーをそのまま生かしたナチュラルカラーが特徴。化学処理を最小限にとどめることで、環境負荷を抑えながら、素材そのものの温もりと風合いを堪能できます。

ムジラボ(MUJI Labo)について

〈ムジラボ〉は、年齢や性別、トレンドを超えて、

“誰もが心地よく、長く着られる服”を提案する無印良品の実験的ファッションライン。
自然素材や再生技術を取り入れ、地球にも人にもやさしいデザインを追求。
シンプルの中に確かな美意識が息づく、現代の「ニューベーシック」です。

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