義姉「そんな権限ない」実家をリフォームしようとする嫁と口論に → 勘違い"親孝行"でいい気になった嫁の末路

主人公・果穂は、夫の達也と3歳の娘・麗奈の3人で暮らしています。果穂は、いつ連絡してもやさしく出迎えてくれ、優先してくれる義母に頼ることが多く、自分のことを誰より大切に思っているに違いないと信じていました。

けれどある日、自分の意見に反対してきた義母に対して、愛情を確かめるように高価な着物をねだるものの上手くいかずイライラ…。

その様子を見た達也は、麗奈を義母に預けて2人で出かけることを提案。映画を楽しんでいましたが、義母から「ケガをしたので病院行ってきます」というメッセージが入っており、慌てて戻ります。

ニタヨメさんの『義母に甘えちゃダメですか？』をご覧ください。

義母が告げた 「自分の子どもが一番大切」

慌てて戻った果穂は、ケガをしたのは麗奈ではなく義母だと聞き、「良かった」と口にしてしまいます。

さらに果穂は、麗奈の安全を優先するためとして、義母の家をリフォームすることを提案。これに対し、義姉から「ここ誰の家だと思ってるの？」と咎められます。

義姉に対し、「この家を出たんだから権限はない」「麗奈はこの家の唯一の孫。お義母さんたちが大事にするのは当然」と主張する果穂。そしてついに、「私の方がずっと親孝行しているんです！」と言い放ちました。

2人を比べる意味はないと話す義母に、果穂は「私の方が大事に決まってますものね…」と自信満々に尋ねます。しかし義母は「自分の子どもが一番大切」だと話し、「家族として助け合いたいと思っていたのは本当。でも果穂さんの望みを叶えることはできない」と告げ、これを聞いた果穂は「期待させないで」と憤るのでした。

小さい頃、母親からの愛情に飢えていた果穂。彼女は義姉と自分を比べ、自分の方が義母に愛されているという優越感を得ることで、幼少期のトラウマを乗り越えようとしていたのかもしれませんね。

イラスト:ニタヨメ

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