寒い季節をデザインで彩る冬のギフトアイデア。インテリアに温もりをプラスして

2025年もホリデーシーズンが到来。室内にこもって過ごす時間が増える寒い季節だからこそ、大切な人に贈りたいセンスが光るアイテムをセレクト。毎日にインスピレーションを与えてくれるプレゼントで、感謝の思いを伝えてみては。

柔らかさとシンプルさを兼ね備えたテディベアのような触り心地

ヘレナ・クリステンセンがグローバル・アーティスティック・ディレクターを務めるBoConcept（ボーコンセプト）の「Teddy クッション」。柔らかく、ふんわりとした質感のクッションは、贅沢で手触りの良いファブリックが極上の柔らかさと温もりで空間に心地よさをプラスしてくれる。

深みのあるパイルがあたたかみと存在感を生む冬にぴったりのラグ

空間を引き締めてくれるTom Dixonの「EDGY RUG」は、手織りのベースにパイルの高さを変えることでインパクトのある模様を浮き立たせた手刺繍仕上げ。クラフトマンシップを感じさせる一枚で、モダンにもクラシックにも調和する仕上がり。

独特のテクスチャーが空間に立体感を与えるウォールレリーフ

幾何学的な陰影が印象的なウォールレリーフ「Serif Relief」を手がけるのは、デンマークのKRISTINA DAM STUDIO。コットン生地の廃材をリサイクルした100%生物分解可能なパルプ素材を使用し、あたた かみのある独特のテクスチャーを生み出す。フレーム要らずで設置できる手軽さながら、飾るだけで部屋の魅力が一段と引き立つ。

ユニークなカラーリングと形状が印象的なデザイン

個性的な相手へのギフトにぴったりなのが、デザイン集団「MEMPHIS」のメンバーであったエットレ・ソットサスが手がけたアートピースのようなミラー「DIVA」だ。色彩豊かな「X」形の構造の上にミラーを配置した唯一無二のデザインが特徴で、建築的なビジュアルがインテリアのスパイスとしても一役買ってくれるはず。

日本庭園をインスピレーション源に妹島和世が手がけた逸品

日本を代表する建築家・妹島和世と、フランスのBERNARDAUDによるコラボレーションコレクション「Jardin de Table」。繊細で美しく輝く彫刻的な磁器は、日本の伝統的な花や果実がモチーフ。さまざまな用途で楽しめるボックスは各季節に合わせてデザインされており、その移り変わりを表現する。なかでも冬をテーマにした「Fuyu no Niwa」では、椿のモチーフを採用。洗練された大人なギフトとして大切な人に贈りたい逸品だ。

問い合わせ先／ボーコンセプト青山本店 03-5770-6565

トムディクソン 東京 03-6421-0846

リビング・モティーフ 03-3587-2463

マーケット maarket.jp

ベルナルド表参道店 03-6427-4470

Text: Kurumi Fukutsu Editor: Nanami Kobayashi

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