「ユニクロやGUですら高級」「カフェなんて行けないよ」値上げラッシュの今、日常生活の《ぜいたくのライン》はどこにあるのか

止まらない値上げラッシュ、物価高の嵐に、誰もがため息をつく昨今。日々の気晴らしやご褒美に「少しぜいたくをしたい」と思っても、それすらなかなか難しい状況ですよね。とはいえ、人によって“ぜいたく”の価値観は異なります。日常生活において、一体どこからが“ぜいたく”となるのでしょうか？

「スタバの新作が出るたびに行く友人が…」

まず、服については「ハイブランドを選ぶとぜいたくになる」と感じる人が多い模様。SNS上には「服を買う店のランクを落とした」「ハイブランドが欲しくなったときに、買うかどうか迷うようになった。そこがぜいたくのラインかも」という意見がみられます。

「今はユニクロやGUで納得してる自分がいる」という人も多く、さらには「ユニクロやGUですら高級」「洋服はしまむら」「メルカリで買う」といった声も少なくありません。

また、美容院については「半年に1回しか行けない」という声がちらほら。「ネイルやまつ毛カールはぜいたく」「美容エステは真っ先にやめた」など、自分磨きの投資はぜいたくとなるようです。

では、外食はどうでしょうか。「外食は月1回まで。毎週外食するのはさすがにぜいたく」「よくランチ会開いてるママ友はぜいたくできていいなって思う」という声がある一方で、「普段の食事を質素にして、週末は外食する」という人も。「毎日毎日ご飯作りたくない。楽しみがなきゃ息が詰まる」というリアルな嘆きもありました。

リフレッシュのお供、コーヒーについては「カフェなんてぜいたくすぎて行けないよ」「自宅でインスタントコーヒーを飲めば十分」といったように、「外で飲むコーヒーはぜいたく」と感じる人が一定数います。水筒にコーヒーを入れて持参するという人も多い中で、「スタバの新作が出るたびに行く友人がうらやましい」という切実な本音も漏れていました。

さらに、食に関しては「ビールは発泡酒」「しょうが焼きは安売りの豚こま肉で十分！」という細かな線引きが。意外に多かったのが「フルーツを買うのはぜいたく」という意見でした。

他にも「海外旅行はどの国を選んでもぜいたく。国内旅行ですら行くか悩む」との声や、「観劇やコンサートかな。気軽に楽しめなくなった」と“推し活”全盛期の今、エンタメにも値上げの影響が出ているようです。さらに、「最新スマホを2年ぴったりで機種変するのはぜいたく」「私は型落ちしても壊れるまで使うよ」という意見もありました。

あなたにとっての“ぜいたくのライン”はどこですか？ 節約志向になりがちな昨今ですが、うまく工夫しながら、たまの“プチぜいたく”は楽しみたいものですね。

オトナンサー編集部