“定番フラット”の進化形──2025年秋、足もとで差をつける最新トレンド5選

2025.11.11

2025-26年秋冬、注目のフラットシューズは？

新しいシーズンの到来とともに、2025-26年秋冬の新トレンドが続々と登場している。なかでも、快適さとエレガンスを両立する“フラットシューズ”は、今季さらに多彩なアップデートを見せている。昨年から引き続き人気のデッキシューズやローファーは、素材やディテールで進化を遂げ、クラシックなムードに新鮮な軽やかさを添えている。一方で、スエードのバレエやダービーなど、新たな表情を見せる提案も。ヒールやブーツもいいけれど、日常に欠かせない“フラットシューズ”。自分らしい一足で、秋のスタイルを軽やかにアップデートして。

1.デッキシューズ

2024年から人気が続くデッキシューズは、2025年秋冬もファッショニスタの定番として健在。

カジュアルすぎず、洗練された抜け感を添える一足は、どんな装いにもすっとフィットする。

ケープやワイドパンツなど、ボリュームのあるアイテムと合わせて、新しいバランスを楽しみたい。

2.ローファー

クラシックなローファーは、ここ数年トレンドの上位をキープしてきた。そして2025年秋、その人気は続きながらも、デザインはより個性豊かで大胆な方向へと進化。アニマルプリントやメタリック仕上げ、スタッズを効かせたモデルなど──定番の枠を更新する“スペシャルなローファー”が、足もとに新鮮なインパクトをもたらす。

3.スエードのバレエシューズ

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ここ数シーズンで“秋の定番素材”として定着したスエード。その人気を背景に、スエードのバレエシューズがこの秋の主役に。クラシックなムードをまといながら、履き心地は驚くほど軽やか。

どんなスタイルにも寄り添う万能な一足として、2025年秋のワードローブに欠かせない存在になりそう。

4.チョコレートブラウンのローファー

名前のとおり、ソフトローファーの魅力は、そのしなやかで柔らかなシルエットにある。極薄のレザーやギャザーを寄せた縁取り、かかと部分の伸縮ディテールなど──軽やかで柔軟なデザインが特徴だ。“ソフト”という名の通り、履いた瞬間から足に馴染む心地よさは格別。ローファーの端正さと、スリッポンのような気軽さを併せ持つ一足として、デイリーにも旅先にも活躍してくれる。

5.ダービーシューズ

意外な復活を遂げたのが、このダービーシューズ。ジャックムス（JACQUEMUS）の2024年春夏コレクションや、セリーヌ（CELINE）の2026年春夏コレクションにも登場し、ファッション業界では再び熱視線を集めている。バレエシューズのような軽やかさを持ちながら、よりプレッピーなムードを漂わせる一足。どこか懐かしく、そして驚くほど快適──。オフィススタイルにもマッチする、今季の“隠れトレンドシューズ”だ。

Text:Mayte Salido Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.ESP

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