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松島輝空、殊勲の準Vに中国メディアも熱視線「日本卓球界の期待の星」 “完全アウェー”で見せた圧巻プレーに仏選手も脱帽【WTTチャンピオンズ・モンペリエ】

  • 2025.11.3
松島輝空(C)WTT
SPREAD : 松島輝空(C)WTT

卓球の「WTTチャンピオンズ・モンペリエ」は2日、男子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング15位の松島輝空(木下グループ)は、同5位のトルルス・モーレゴード(スウェーデン)と対戦。ゲームカウント0-4で敗れ、準優勝となった。
パリ五輪の銀メダリストに敗れたものの、チャンピオンズの舞台で実力者を次々に破った18歳には、大きな期待が寄せられている。

■発揮された18歳のポテンシャル

10月のアジア選手権では、世界王者の王楚欽(中国)から初白星を奪うなど、成長の兆しを見せていた松島。迎えたフランス・モンペリエでの戦いで、そのポテンシャルを遺憾なく発揮した。
初戦でアンダース・リンド(デンマーク)、2回戦でパトリック・フランチスカ(ドイツ)と、実力者に勝利すると、ハイライトとなったのは準々決勝以降の戦いだった。世界17位のシモン・ゴジ(フランス)と対した準々決勝は、完全アウェーの雰囲気の中、松島が主導権を握る展開に。強烈なフォアハンドや効果的なサービス、ラリーや台上プレーでもポイントを重ねた松島が、4-1で勝利した。
フランスの地元紙『レキップ』電子版が、試合後のゴジのコメントを伝えており、「彼はすべてのボールを非常に速く、強く打ってきて、ラリーに持ち込む暇がありませんでした」と言及。31歳にペースを握らせなかった。
また、2日の準決勝では、強打が持ち味の張禹珍(韓国)相手に真っ向から打ち合いを繰り広げた。要所でツッツキ、ストップを織り交ぜるなど、緩急をつけた攻めも光り、4-1で勝利した松島が、決勝に勝ち進む快進撃を見せた。
決勝こそ、パリ五輪の銀メダリスト・モーレゴードの前にストレート負けを喫した松島だが、ライバルの中国もその活躍に熱視線を送った。現地メディア『捜狐』は、「松島輝空はタフなプレースタイルで4人の選手を連続で破った。大きく成長したと言えるだろう」と称え、「日本卓球界の期待の星と呼べるだろう」とその実力を認めている。
強豪が集ったチャンピオンズの戦いで、自身初の決勝進出を果たし躍進した松島。世界トップ10入りも視界に入る快進撃を見せた18歳が、その殻を破ろうとしている。

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