「ケガがなければオッケー」友達を叩いた息子を叱らないママのとんでもない主張。叱らない育児｜まるの育児絵日記

３歳の息子アキくんを育てるまるさんは同い年の子を持つまーくんママ、よっくんママ、つーくんママと仲良くなり、子ども達の発達を気にしていたママたちは４人を同じ発達の教室に通わせていました。つーくんは手がかからないから感情的に怒ることはないというママの言葉通り、つーくんは３歳とは思えないほど気配りができる絵に描いたような良い子で、まるさんたちはつーくんを絶賛していました。しかし、ある時まるさんは、つーくんがまーくんの靴を踏みつけて笑っていたり、まーくんのハンカチをわざと落とす瞬間を偶然目撃してしまいます。そして、わざと落としたハンカチを「拾ってあげるね」と言って親切を装うつーくんを見て困惑するまるさん。つーくんママも他のママたちも気付いておらず、伝えるべきか迷いながらみんなで遊び場に行ったところ、滑り台で並んでいたつーくんが前にいたまーくんの頭を突然げんこつで叩いたのです。その瞬間を見ていたまるさんとまーくんママは驚愕、つーくんママはスマホを見ていて気付いていません。まーくんはもちろん大泣きです。さすがにこれは言わなけばと思ったまるさんが「つーくん！叩いたらあかんよ！」と注意すると、きょとんとしながら「どうしたの？」と呑気なつーくんママ。まーくんママが「いきなり、つーくんがまーくんを叩いたの」と伝えると、つーくんママはつーくんを叱ったりまーくんに謝ったりすることなく「よーし！じゃあまーくん！やり返しちゃえー！」と笑顔でまーくんに言ったのです。つーくんママのまさかの言動にまるさんもまーくんママも唖然とします。

叱らないママ友

お友達のまーくんを叩いたつーくんを叱ることなく、まーくんに「やり返しちゃえ！」とけしかけるつーくんママにまるさんはドン引き。

さらにつーくんママは、まーくんの目をまっすぐ見て「まーくん、男の子でしょ？」と話しかけました。

そして、「はーい。涙拭いてー」と笑顔で言いながら自分の服の袖でまーくんの涙を拭うと、

「ほら。つーくんをバシッとしておいで！」と言ってまーくんの背中をぐいっと押したのです。お友達を叩くのは良くないことだと理解しているまーくんは困惑。

しかし、つーくんママは困惑するまーくんにお構いなしに「いってこーい！いけいけやり返せー！」とまーくんを焚きつけます。

まるさんとまーくんママは、自分の息子をお友達に叩かせようとするつーくんママにドン引き。

つーくんママの理解できない言動に思わず「ねぇ！今のは・・つーくんになんで叩いたか聞いて、謝らせた方がいいと思う」とまるさんが物申すと、

つーくんママは「なんで？男の子だよ？３歳だよ？遊びの一環！ケガがなければオッケーでしょ！」とあっけらかんと言い放ったのです。

まーくんを叩いて泣かせたつーくんを叱ろうともせず、まーくんにやり返すようそそのかすつーくんママ。理解に苦しむつーくんママの言動に「今のはつーくんになんで叩いたか聞いて、謝らせた方がいいと思う」とまるさんが意見すると、つーくんママは「なんで？遊びの一環！ケガがなければオッケーでしょ！」と平然と言いました。
つーくんママの言うことも分からないでもないですが、それは叩かれたまーくん側が言うことであって叩いたつーくんのママが言ってはいけない気がしますよね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

［作者］まる
９歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

［編集］ママ広場編集部
つーくんママには、まずはお友達を叩いてしまったつーくんを注意してほしいですよね。