「校則違反だ！」同級生に髪を切られ、教師に責められ…「こんな髪いらない」悲痛の訴えに返った“ありえない一言”【しまうま劇場】

学生の間は「校則」を守る必要があります。なかには、細かく厳しいルールを定めている学校も少なくありません。ですが、一般的に考えて納得できない内容だったらーーーあなたはどうしますか？

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『校則』では、そんな“学生が抱えるリアルな葛藤”が描かれています。

【校則】校則中毒、どう思う？

ジョキンッーー！

「はっ？」同級生に髪を切られた女子生徒が、驚いて振り返ります。

そこには「なにこれ？！」と言いながら、切った髪を手に笑う同級生の姿が。「キモ！えっクルっクルっ」とバカにしたように笑い、目の前に髪を差し出して言い放ちます。

「あんた絶対モテないよ」

その髪は床に捨てられました。

ーーー「もう学校に行きたくないです」女子生徒は、教師に相談します。

しかし、返ってきたのは信じられない言葉。

「パーマなんて当てて…色気づいてるお前が悪い！」「校則違反だ！」

「これは天パで…」女子生徒が言いかけるも「あ？！届け出…だしてないだろ？」と聞く耳を持ちません。

一方的に責められた挙げ句「明日までに直せ！」と怒鳴られた女子生徒は、ただ俯くしかありませんでした。

放課後、カフェで落ち込んでいる様子の女子生徒。

そこに「気にするなって！天然パーマだろ？」と男子生徒がドリンクを運んできました。

女子生徒が小さく頷くと、彼は「仕方ないよ」と励まします。男子生徒の優しい態度や発言に「ありがと」と微笑む女子生徒。

男子生徒が、ふと真剣な表情で手を伸ばし女子生徒の髪に触れながら言います。「俺はかわいいって思うけど」

その言葉に、女子生徒は恥ずかしそうに笑って俯きました。

学校で教師と男子生徒が並んで女子生徒を見つめていました。

「あいつ、校則守ってないっすよ」男子生徒が教師に言います。

「だからこそ生徒会長になって校則を厳罰化したいんです！」

その言葉を背中で聞いていた女子生徒は、静かに俯きます。

「さすが！次期会長」そう言って満足そうに拍手をする教師。男子生徒は得意げな顔をして女子生徒に向かって言いました。

「おい、そのパーマどうにかしろよ！」

女子生徒は顔を上げることなく「騙したの？サイテー」と呟き、その場を去りました。

「はぁ〜、もうこんな髪なんていらない！」

ハサミで髪を切ろうとする女子生徒。

「バカな真似はおやめなさい！」見ていた保健医が、慌ててハサミを奪い取りました。女子生徒は驚きながらも、優しさに感謝しお礼を言います。

「先生ありがとうございまっ…」

バンッーー！

言いかけた瞬間、保健医がハサミを机に叩きつけました。

「あんたバカ？ハサミの持ち込みは校則違反でしょ？」突然の怒声に、驚いて目を見開く女子生徒。

「校則は絶対なの！」

その一言に、何を言っても無駄だと悟った女子生徒は下を向いて黙り込むしかありませんでした…。

You Tubeのコメント欄には「個性で可愛いじゃん、先生がバカとか言うの酷くね」「全部が全部、校則とは限らない」などの意見が多数寄せられていました。

学校には「校則」が定められているのが一般的です。ですが、社会的な常識から見て疑問を感じる内容もあるようです。そうした理不尽なルールは「ブラック校則」と呼ばれ、話題になったことも。明らかにおかしい校則は見直すべきとの声も多く、生徒が安心して通える環境づくりを求めたいところ…。

『校則』は、そんな学生が納得しづらいルールについて考えさせられる作品ですね。

しまうま劇場（YouTube）

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