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「我が名はアシタカ」“ジブリ不朽の名作”が新スタイルで蘇る→「胸熱」「期待大」注目の配役とは

  • 2025.12.6

宮﨑駿の名作アニメ『もののけ姫』が、なんと舞台『スーパー歌舞伎』として蘇ります!原作の世界観を舞台でどう表現するのか、早くも大きな話題となっています。

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

そもそも「スーパー歌舞伎」って何??

スーパー歌舞伎は、二代目市川猿翁氏が生み出した新しいスタイルの歌舞伎です。早替わりや宙乗りなどの派手な演出(けれん)や、スピード感・迫力・物語の面白さ、『スリーS』を大切にしているのが特徴です。

改めて『もののけ姫』のストーリーは?

1997年に公開された映画『もののけ姫』の舞台は室町時代。
北の果てのエミシ一族の村に暮らす青年アシタカは、村を襲ったタタリ神を退治した際に死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つ方法を求め、西に向かって旅に出たアシタカは、やがて「タタラ場」と呼ばれる精錬所を目指すことになる。そしてその道中、森の中で犬神に育てられた少女サンと出会うが、人間を嫌うサンに森から去るよう警告されます。やがてタタラ場へたどり着いたアシタカは、人間たちが生きていくために森を切り開いたことでサンと犬神の怒りを買っていることを知るが……。という展開になっています。
アニメーション作品として初めて日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したことでも知られています。

今回の配役には素晴らしい縁が詰まっていた...!?

スーパー歌舞伎では、呪いをかけられた少年のアシタカ役を市川團子さん、山犬に育てられた少女のサン役を中村壱太郎さんが演じます。

アシタカを勤める市川團子さんは、二世市川猿翁さんが祖父に当たるのですが、二世市川猿翁さんが亡くなった連絡を受けた際に聴いた曲が『もののけ姫』の『アシタカせっ記』だったようです。悲しみの中で“希望”を貰ったことを今でも鮮明に覚えているそうです。市川團子さんは今回の配役に「何か運命的なものを感じてなりません」と語りました。

さらにSNSでは、早くもファンの期待が高まっています。「胸熱」「楽しみすぎる!」「もののけ姫と歌舞伎の相性は絶対に抜群」といった声が続々と寄せられています。

スーパー歌舞伎『もののけ姫』は、2026年7~8月に東京・新橋演舞場で上演予定。ジブリの名作が、歌舞伎という新たな形でどのように命を吹き込まれるのか、期待せずにはいられません。


※記事は執筆時点の情報です