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私の気づかいは当たり前?「良い嫁」であることを強要する義母にうんざり<頑張り過ぎない介護>

  • 2025.10.30

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
まる子さんの家の1階にあるトイレは、義母専用トイレとなっています。トイレに行く回数が多く入っている時間も長いため、まる子さんは義母がデイケアに行っている間に掃除をしていますが、そのときに欠かさずチェックするのが温水洗浄便座の設定。気がつくと水圧も便座の温度も最大になっていたので、義母の誤操作かもしれないと思い、中程度に変更したまる子さん。しかし、すぐに義母から「寒くて使っていられない!」と激怒されてしまいました……。このまま押し問答を続けても意味がないので、義母の言う通りもとに戻すことに……。最大のままだと体に負担がかかりそうで、まる子さんは心配しています。

まる子さんが息子とリビングで過ごしていたときのこと。義母がやってきて「3時間もトイレにこもりきりだったから、すっかり体が冷えた」と訴えてきました。しかし、2時間前にまる子さんは義母が洗濯を干している姿を見ていて、息子も1時間前に洗面所で会っていると言っています。義母の言葉が本当なら、自分たちが会ったのはいったい誰? と、まる子さん親子は顔を見合わせてしまいました。

ネチネチ攻撃が続いて…

義母がデイケアに行く日は、お迎えの時間に合わせて万全の準備を整えます。

義母は、すでに支度が済んでいるところにやってきて、座るだけ。

私は、インターホンが鳴ればいつでも送り出せる状態。義母は座っているだけ。

それなのに、いざ迎えが来ると……。

急に後方から私を呼んで……。

私の動きにあれこれ口を出してきます。私の動きを指摘されるとみんなの前で責められているようで、気分が悪いです。

私は誰にも迷惑をかけていないのに……。むしろ、職員さんをお待たせしているのは義母では?

デイケアから帰ってくるときも、出迎えが遅いと怒られ……。

ちゃんと見送ったと思っていても……。

気に入らなかったようで、ネチネチ攻撃です。

モヤモヤはするけど、これ以上面倒になるのは嫌だったので、適当に返事をして終わり。

私は義母のように、他人の心配りを「当たり前」だと思わずに、ちゃんと感謝の声をかけられる人間になりたい……。

義母がデイケアに行く日は、迎えが来る時間に合わせて万全の準備を整えます。インターホンが鳴れば、すぐに送り出せるように支度をしているのですが、いざ迎えがくると義母があれこれ口を出してきて、まるで私の動きが悪く、デイケアの職員さんに迷惑をかけているような雰囲気になります。

夕方、デイケアから帰ってきたときも、義母にとってはインターホンが鳴ってから玄関ドアを開けるまでの時間が遅かったり、見送りの時間が早かったりしたようで、部屋に入ってからもお得意のネチネチ攻撃が続きます……。モヤモヤするけれど、さらに面倒なことになるのは嫌なので、サクッと返事をして終わり。

義母はとても体裁を気にするタイプで、私に「できた嫁」を演じることを強要します。私なりにいろいろと気を配っていることでも、義母にとっては「やって当たり前。できて当たり前」なのかもしれません。そんな義母を見ているからこそ、私はそういう気遣いに気づける人間になりたいし、気づいて感謝の声をかけられる人でありたいと強く思ってしまうのです。

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義母には比較する対象がないので、まる子さんがどれだけ先回りしていろいろと手を尽くしているのかが伝わらなくてもどかしいですね……。義母に苛立ちながらも、自分は他人の気遣いに気づけるようになりたい、感謝の声をかけたいと思えるまる子さんは、すてきですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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