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「絶対にやめてください」電車の扉付近で…乗客が迷惑行為に絶句…「本当にこれは危険」「特に悪質」

  • 2025.11.6
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

公共交通機関では、他の乗客に迷惑を掛けないよう注意しなければなりません。特に、誰かに怪我をさせてしまいかねない行動は大問題でしょう。

10月24日、福岡市地下鉄がSNSで「扉に杖を挿す行為は大変危険です!」と注意を呼び掛けたところ、大きな反響が寄せられました。

そこで今回は、福岡市地下鉄の注意喚起の詳細と、乗客一人ひとりが安全のためにできる取り組みを紹介します。

福岡市地下鉄の注意喚起が話題に

2025年10月24日、福岡市地下鉄は自身の公式X (旧Twitter)アカウントに「扉に杖を挿す行為は大変危険です!」という呼び掛けから始まるポストを投稿。

「閉まり始めた扉に杖や傘などを挿す行為は、他のお客様や行為者が怪我をする可能性があり大変危険です」とし、電車が遅延する可能性もあると指摘。そのような行為を絶対にしないよう、参考写真を示しながら求めました。

投稿は多くの方々から注目を集め、写真は現時点で27.8万表示を記録(2025年11月5日時点)。参考写真では、閉まりかけの電車の扉に杖を挿し込む人物の姿が鮮明に映されています。

出典:福岡市地下鉄【公式】(@Chikamaru_info)

安全に利用するためにすべきこと

福岡市地下鉄では、列車との接触事故やホームからの転落事故を防止するため、全駅にホームドア(可動式ホーム柵)を設置しています。

福岡市地下鉄の公式Webサイトでは、ホームドアと列車の扉は連動しているため、両方が閉まらないと出発することができない、と説明しています。

そして、福岡市地下鉄は「お客様へのお願い」として、下記の4つを求めています。

・駆け込み乗車は危険です。次の列車をお待ちください。
・ホームドアにもたれかかったり、物を立てかけたりしないでください。
・手や顔を線路の方に出さないでください。
・ホームと列車の間が離れている場所があります。足下にご注意ください。
出典:安心してご利用いただくために(福岡市地下鉄)

大きな事故につながる可能性も

福岡市地下鉄の注意喚起に対し、SNS上では共感の意を示している方が多数。「電車の乗り方もマナーが必要」「本当にこれは危険かつ迷惑な行為」「乗客に刺さりそうで特に悪質な気がする」など、危険行為を非難する声が相次ぎました。

中には、実際にそのような場面に遭遇したご経験のある人もいるのだそう。「ドア付近に立ってた時、傘を突き出された時あった」「悪気なくやってる人が多い」など、目撃情報が寄せられていました。

そのため、福岡市地下鉄と同様に、各鉄道事業者に積極的な呼び掛けを期待するコメントも。「こういう注意喚起をもっと各社がやるべきだと思う」「こういう投稿は各社どんどんやってほしい」と望む声もありました。

一方で、杖や傘のように細いモノが挟まった際、確実にセンサーが反応するか疑問視する声も。「細いものだと、挟んでもセンサーは感知しないのでは?」「場合によっては、ドアにモノが挟まったまま完全にドアが閉まったと検知されてそのまま電車が動き出して、重大な事故につながるのでは」と推測、危惧するコメントもありました。

杖や傘を挿し込むのは絶対にNG

電車の扉に杖や傘を挿し込もうとする行為は、電車を遅延させたり、最悪の場合重大な事故を引き起こすおそれもあり、大変危険です。福岡市地下鉄の注意喚起は、こうした危険行為の認知度を高める重要な取り組みといえるでしょう。

公共交通機関は多くの人が共有する空間であり、一人ひとりの行動が他の乗客の安全や定時運行に影響を与えます。急いでいる時こそ冷静な判断が求められ、次の電車を待つという選択が、結果的に全体の安全と円滑な運行につながります。


参考:
福岡市地下鉄【公式】(@Chikamaru_info
安心してご利用いただくために(福岡市地下鉄)


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