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子ども2人とグリーン車に乗車→「ふうっ」わざと溜め息をつく女性客…その後、客が放った“突然の一言”に「腹が立ちました」

  • 2025.11.14
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

子連れでの電車移動は、多くの親にとって気を遣う場面の一つです。周囲に迷惑をかけまいと最大限の配慮をしても、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。

そんな時、理不尽な仕打ちに心が折れそうになる一方で、見知らぬ人の優しさに触れて救われた経験はありませんか?

今回は、40代女性・専業主婦のAさん(仮名)から寄せられた、電車内での忘れられない体験談をご紹介します。

万全の準備で乗ったグリーン車で浴びた、理不尽な怒号

子どもがまだ小さかった頃のことです。

電車で少し遠くへ出かける用事があり、2人の子どもを連れての移動だったので、できるだけ周りに迷惑をかけないようグリーン車付きの電車を調べて乗り込みました。

当時は海外に住んでいたこともあり、飛行機や電車に乗る経験は同年代の子どもたちより多く、マナーも教え込んでありました。私も色々と準備をしていたので、子どもたちはポータブルDVDで静かに映像を見て過ごしていたのです。

小さめの車両だったので、他には男性が一人と、少し離れた場所にもう一人だけ。しばらくしてその男性が途中駅で降りたあと、電車が動き出すと同時に「ふうっ」と大きなため息が聞こえました。少しわざとらしい感じでしたが、特に思い当たることもなく気にせず過ごしていました。

ところが、下の子がDVDの中で大好きなキャラクターが出てきた時、少し笑っただけでまたため息。子供が私に小さい声でジュースちょうだいと言っただけでもため息。

他に乗客はいませんでしたから、「これはうちに対してだな」とすぐに分かりました。

でも本当に静かにしていたので、子供に注意することもできず、そのままやり過ごそうと思っていた矢先、子どもが私に何か話しかけた瞬間、突然その人が「あー!!うるさい!!」と叫んだのです。

声の感じから、初老の女性だと分かりました。

あまりに理不尽で腹が立ちましたが、こちらは小さい子どもを2人連れています。もし逆ギレでもされたら、密室の車内では太刀打ちできません。まだ目的の駅までは数駅ありましたが、子どもを連れてデッキに移動しました。

降りる前、その女性のところへ行き、「うるさかったら申し訳ありませんでした」と皮肉を込めて伝えましたが、こちらを一瞥することもなく無視され、それにもまた腹が立ちました。

モヤモヤした気持ちのまま降り、電車に乗るのが嫌になりかけていたときです。

駅のエレベーターを待っていると、先ほどの女性と同じくらいの年齢の方が、エレベーターのドアが開くなり「ベビーカー入りますよ、スペース空けてあげて」と声をかけてくださいました。

さらに、階段下でベビーカーを畳んでいた時には、若いサラリーマン風の方々が「持ちますよ、上まで運びましょうか?」と自然に声をかけてくださり、クサクサしていた気持ちが一気に晴れました。

私は、電車を降りた後の方々のおかげで救われました。そして私も助けてくださった人たちのようになりたいと、駅などでベビーカーの方を見たら声をかけるようにしています。電車の中で出会った女性のような老い方はしたくないと心底思いました。

一つの出来事が教えてくれた人の温かさ

静かに過ごしていた子連れに対して理不尽な態度を取る人がいる一方で、困っている人に自然に手を差し伸べる人たちもいるという、対照的な体験でした。

電車内での嫌な出来事は確かに不快でしたが、その後に出会った優しい人々の行動が、Aさんの心を救い、さらには「自分も同じように人を助けたい」という前向きな気持ちへと変化させたのですね。一つの出来事から、人との関わり方について深く考えさせられる体験だったことでしょう。

日常の中で困っている人を見かけた時、私たちも自然に声をかけられる人でありたいものですね。


アンケート実施日: 2025/11/08
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者情報:40代女性・専業主婦
※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。


※本記事は自社で募集したエピソードの回答結果をもとにAIが本文を作成しておりますが、社内確認の後公開を行っています


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