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「見たことのない絶景に出会える」世界遺産 北海道・知床半島で見つめた、夏の海【写真11枚】

  • 2025.10.4

数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、知床の夏の海の風景をお届けします。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

知床の夏の海

いつもは十勝管内の風景を多くお伝えしていますが、今回は別の場所です。

十勝管内で撮影をするときは、やはり広大な十勝平野が美しく、絶景を求めて撮影していますが、今回は平野ではなく、撮影テーマは「海」。

向かったのは、帯広から車で約4時間、250キロ先。
世界遺産「知床半島」です。

Sitakke

・撮影日:2025年8月
・場所:知床半島ウトロ

・シャッター速度 1/100
・絞り f/10
・ISO 400

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

「世界遺産 知床半島」。
こう聞くだけで、どんな場所なのかワクワクしますよね。

札幌在住時は、プライベートで知床に行ったことがありませんでした。

なぜなら、やはり「札幌から知床は遠い!」そのイメージしかありませんでした。

車で約6時間ほどかかります。北海道は本当に広いですよね。

Sitakke

・撮影日:2025年8月
・場所:知床半島ウトロ

・シャッター速度 1/8000
・絞り f/5.6
・ISO 1600

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

普段は広大な十勝平野を撮影していますが、今回は、広大な海。

景色が変わると、見る視点も変わります。

Sitakke

・撮影日:2025年8月
・場所:知床半島ウトロ

・シャッター速度 1/1250
・絞り f/10
・ISO 1600

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

広がるのは海だけではなく、どこまでも続く山々。

そんな光景が視界に勢いよく入ってきます。

切り撮っている写真だけでは、なかなか伝えることができませんが、この壮大な景色を目の当たりにすると、十勝平野とは景色の匂いも違い、北海道ではなく道外の別の地域に行ったような、海外に行ったような感覚になりました。

Sitakke

・撮影日:2025年8月
・場所:知床半島ウトロ

・シャッター速度 1/100
・絞り f/22
・ISO 400

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

だんだんと陽が沈み、海が色づいてきました。

ここからが本当にきれいな光景でした。

Sitakke

・撮影日:2025年8月
・場所:知床半島ウトロ

・シャッター速度 1/1000
・絞り f/20
・ISO 400

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

「夕日と海」は景色の相性が完璧だと感じています。
人の感情を思い馳せさせてくれるというか、景色を見て何かを考える時間をもらえるというか。

Sitakke

・撮影日:2025年8月
・場所:知床半島ウトロ

・シャッター速度 1/8000
・絞り f/5.0
・ISO 200

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

橙色の夕日の色がそんな感情にさせてくれるのかもしませんね。

そんな光景が大好きです。さらに海の光景、本当に好きです。

札幌在住時は、よく石狩や小樽まで海の撮影に行ってました。

Sitakke

・撮影日:2025年8月
・場所:知床半島ウトロ

・シャッター速度 1/2000
・絞り f/4.0
・ISO 400

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

景色を見ると、普段考えないようなことが思い浮かんだり、普段は持たない感情が出てくる。

そう体感できたのが、知床半島の光景でした。

Sitakke

・撮影日:2025年8月
・場所:知床半島ウトロ

・シャッター速度 1/3200
・絞り f/6.7
・ISO 200

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

今回、僕が見た知床の光景はほんの一部です。

まだまだ様々な自然が広がっていて、野生動物もたくさんいて、見たこともないような絶景が知床にはあります。

海外に行ったような感覚になったと冒頭でも書きましたが、そういう感覚になるほど、たどり着くまでに長い移動時間がかかり、広大で様々な景色が存在する。

北海道はそういう場所。そんな場所に住んでいることが嬉しい。
そう改めて感じた撮影でした。

冬には流氷を見ることもでき、春夏秋冬を楽しむことができます。

移動時間すら楽しみ、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

ご覧いただきありがとうございました!

Sitakke
Sitakke
Sitakke

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

撮影・文:HBC帯広放送局 大内孝哉
2015年からテレビカメラマンとして、主にニュースやドキュメンタリーを撮影。担当作品に映画/ドキュメンタリー「ヤジと民主主義」「クマと民主主義」や、ドキュメンタリー「核と民主主義」「ベトナムのカミさん〜共生社会の行方〜」「101歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~」など。
2023年10月から帯広支局に異動。インスタグラム@takayasunset0921では、プライベートで撮影した北海道の写真を公開中。

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は記事執筆時(2025年9月)の情報に基づきます

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