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「なかなかギリギリ」「かなりエグい」地上波では珍しい“大胆な過激シーン”に騒然…“圧巻の生々しさ”で魅せた傑作ドラマ

  • 2025.10.20

時を経ても色褪せず、多くの人々の心に深く刻まれる名作ドラマ。その魅力は、単なるストーリーの面白さにとどまらず、登場人物たちの葛藤や成長、時代を映し出す社会描写など、さまざまな要素が絡み合うことで生まれます。本記事では、今なお再び観たくなる、心に響く“色褪せない名作ドラマ”5作品を厳選してご紹介します。

本記事では、第5弾として横槍メンゴさんの人気漫画を原作としたドラマ『クズの本懐』(フジテレビ系)をご紹介。本作は、2017年にフジテレビで実写ドラマ化され、話題を呼んだ作品です。吉本実憂さんと桜田通さんの主演による実写版は、原作の持つエロティックな要素を地上波ギリギリの表現で映像化し、純愛とは異なる複雑な感情の世界を見事に表現しています。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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取材に応じた吉本実憂(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『クズの本懐』(フジテレビ系) 
  • 放送期間:2017年1月19日~4月6日

高校2年生の安楽岡花火(吉本実憂)と粟屋麦(桜田通)は、学校で誰もが羨む美男美女のカップルとして知られています。しかし、二人の間には誰にも言えない秘密がありました。花火は幼い頃から「お兄ちゃん」と慕ってきた担任教師の鐘井鳴海(水田航生)に、麦は音楽教師の皆川茜(逢沢りな)にそれぞれ想いを寄せていたのです。

叶わない恋に苦しむ二人は、お互いを慰め合うための「契約」を結びます。それは、本当に好きな人の代わりとして、お互いを求め合うという歪んだ関係でした。一見完璧なカップルに見える二人の裏側には、複雑で切ない感情が渦巻いていたのです。

圧巻の生々しさで魅せた名作

ドラマ『クズの本懐』最大の特徴は、高校生という設定でありながら大胆な過激シーンを含む点でした。深夜放送とはいえ、地上波で放送される作品としては非常に攻めた内容となっており、視聴者からも様々な反応が寄せられました。

SNS上では「なかなかギリギリ」「かなりエグい」など、リアルな人間の感情と欲望を描いた作品として評価する視聴者や、その表現の大胆さに驚く視聴者も少なくありませんでした。

原作者の横槍メンゴさんは“CINRA”にて以下のようにコメントしており、単なる刺激的な描写ではなく、人間の本質的な部分を描くための表現として位置づけられていました。

より生っぽく、よりリアルに、「クズ」の世界の息遣いを感じていただけたらと思います!
出典:『横槍メンゴ『クズの本懐』がドラマ化、吉本実憂と桜田通が秘密の関係』CINRA 2016年12月15日配信

キャストがみせる繊細な演技

主演の吉本実憂さんは、複雑な心境を持つキャラクターの内面を丁寧に表現しました。脇を固めるキャストも実力派が揃い、水田航生さん(鐘井鳴海役)、逢沢りなさん(皆川茜役)、池上紗理依さん(絵鳩早苗役)らが、それぞれの複雑な立場と感情を繊細に演じ分けました。

ドラマ『クズの本懐』は、表面的な美しさの裏に隠された人間の本質的な欲望と感情を描いた意欲作です。地上波ギリギリの表現を用いながらも、単なる刺激を求めるのではなく、誰もが持つ複雑な恋愛感情をリアルに描き出すことに成功しています。

吉本実憂さんと桜田通さんの繊細な演技、そして原作の持つ独特な世界観を実写で表現した制作陣の努力により、多くの視聴者の心に深く刻まれる作品となりました。アニメ版との同時放送という前例のない試みも話題となり、原作、アニメ、実写ドラマが同時期に完結するという稀有な体験を提供した作品として、今もなお色褪せることのない名作ドラマとして語り継がれています。


※執筆時点の情報です