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「あと8枚だったのに…!」長年愛された“封入カード”終了のお知らせに悲しみの声

  • 2025.11.2
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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

ご飯に振りかけ、お湯を注ぐだけで手軽に食べられるにもかかわらず、何杯でも食べられるくらい美味しい永谷園の「お茶づけ」シリーズ。常にストックしているというご家庭もあるでしょう。

しかし、先日少々悲しいニュースが発表されました。今年12月の生産分をもって、同封されている「東海道五拾三次カード」の封入を終了すると発表されたのです。SNSでは「なくなっちゃうのは寂しいけど感謝」「集めてたなあ」など、終了を惜しむ声が続々と寄せられていました。

今回は、永谷園の「東海道五拾三次カード」について、詳しく紹介します。

永谷園の「東海道五拾三次カード」について

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永谷園の「東海道五拾三次カード」の始まりは、「検印紙」。同社によると、1952年に発売された「お茶づけ海苔」は、現在は生産工程の大部分が機械化されているものの、60年程前までは人手をかけて生産を行っていたのだそう。その際、商品の検査確認の意味で、確認印を押した検印紙を封入していたのです。

そして、その検印紙を有効利用することにより、「お客様がご家族で日本文化・芸術に興味をお持ちいただき、文化普及の一助になれば」という思いから、伝統的・芸術的価値の高い絵画を検印紙に印刷したのが始まりです。

また、「カードの応募券を規定の枚数で応募すると1セット当たるプレゼントキャンペーンは大変反響が大きく、当社の名物企画となりました」とのこと。現在も、「毎月当たる!『東海道五拾三次カード』プレゼントキャンペーン」として、毎月当選者1,000名に「東海道五拾三次カードフルセット」がプレゼントされています。

「東海道五拾三次」は、名所絵の巨匠である歌川広重による作品群です。江戸時代に整備された街道・東海道の、日本橋から京都・三条大橋までの53の宿場町に加え、出発点と終着点を含めて全55枚の浮世絵で構成されています。

カードの封入およびプレゼントキャンペーンは、1997年をもって一度休止。しかし、和食のユネスコ無形世界遺産登録や「クールジャパン」など、日本のさまざまな文化に国内外から注目が高まっていく中で、「その日本文化を身近なところから実感していただく機会になれば」という思いから、「東海道五拾三次」デザインのカード封入を2016年11月から再開しました。

今後のスケジュールについて

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「東海道五拾三次カード」の封入は、2025年12月末の生産をもって終了予定。対象商品は、お茶づけ海苔(8袋入)、さけ茶づけ(6袋入)、梅干茶づけ(6袋入)、たらこ茶づけ(6袋入)、わさび茶づけ(6袋入)です。

ただし、「上記生産終了後も、店頭の在庫状況によりカードが封入された商品が販売される場合がございます」と説明しています。

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なお、「毎月当たる!『東海道五拾三次カード』プレゼントキャンペーン」については、2026年8月31日(※当日消印有効)まで継続されます。景品の「東海道五拾三次カードフルセット」が欲しい方は、概要を調べた上で、余裕を持って応募されることをおすすめします。

終了を惜しむ声が続出…

永谷園の「東海道五拾三次カード」は、想像以上に多くの方々に愛されていたようです。10月31日時点で、永谷園公式(@nagatanien_jp)の投稿した封入を終了する旨やこれまでの感謝を伝えるポストに対し、実に9万以上のいいねが押されています。

SNS上では、「東海道五拾三次カード」の封入終了を惜しむ声が続出。「さびしいお知らせです」「終了は残念です」などのコメントをはじめ、「たくさんのおいしいと楽しいをありがとうございました」「東海道五拾三次を身近なものにしてくださってありがとうございました」など、これまでの感謝を伝える投稿も数多く寄せられていました。

また、実際に永谷園の「お茶づけ」商品を購入して集めていた方も多いようです。「集めています」「当選したフルセット、大切に保管してます」「このカードのおかげで、子どもが歴史に興味を持ってくれました」など、「東海道五拾三次カード」にまつわる、さまざまな思い出を語っている方も多数。

中には、「もう少しでコンプできたけれど、さすがに間に合わないな…」「あと8枚だったのに…」など、もう少しで「東海道五拾三次カード」を全種類コンプリートできそうだったという声も。突然の知らせに、衝撃を受けた方も少なくないようです。

一方で、永谷園は「私たちは今、新しい形でその想いを次の時代につなぐ準備を進めています。詳細は、改めてご案内いたします」と明言しています。そのため、「東海道五拾三次カード」の封入が終了してしまうのは残念ではあるものの、次の企画を楽しみにしているという声も少なくありませんでした。

「東海道五拾三次カード」が欲しい方はお早めに

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長年にわたり実施されてきた取り組みだからこそ、なくなってしまうことを惜しんでいる方はとても多いようです。しかし、「東海道五拾三次カード」の終了は一つの区切りではあるものの、永谷園は「文化を味わう時間」というコンセプトを継続すると明言しています。

2025年12月末の生産をもって封入が終了予定なので、お買い求めの際は製造年月日などをしっかり確認しましょう。また、「毎月当たる!『東海道五拾三次カード』プレゼントキャンペーン」は来年8月31日まで実施されていますが、当選者は月に1,000人まで。

この機会に「東海道五拾三次カード」を入手したい方は、永谷園のお茶づけ商品を早めに購入することをおすすめします。


参考:
「お茶づけ商品に東海道五拾三次カード」 封入終了のお知らせ(2025年12月末生産分まで)(永谷園)
毎月当たる!「東海道五拾三次カード」プレゼントキャンペーン(永谷園)


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