息子が年長だった時の“算数の問題”…　思わず苦笑いした“想定外の回答”に「読み返すと面白さが倍増」

小学校入学を控える時期になると、少しずつひらがなを書き始めるお子さんも増えてきますよね。まだ文字を覚えたての頃は、形や順番を間違えてしまうこともありますが、そんな書き間違いもまた、子どもの成長を感じさせる微笑ましい瞬間です。可愛らしくて、思わず笑ってしまうこともあるのではないでしょうか。

SNSでは「算数であり得ない答えを書く息子」という趣旨の投稿が注目を集めています。

いったい、どんな答えが書かれていたのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

これは、当時年長さんだった息子さんが取り組んだ算数の計算問題。答えを書くはずの欄には、ずらりとひらがなが並んでいます。

よく見てみると、「ふしりだね」「せみがめ」「ひとかけ」といった文字が並んでおり、どこかで聞いたことがあるような…と思ったら、なんと全てポケットモンスターのキャラクター名だったのです。

フシギダネやゼニガメ、ヒトカゲ、フシギソウなど、本物に少しだけ間違った書き方をしているのも、また微笑ましいポイントです。

現在、息子さんは中学生ですが、投稿者さんによれば、年長さんの頃のほうが字がずっときれいだったそう。それでも「真面目に取り組んでいるな」と思う日の方が、なぜか珍解答が多く、見ていて大変だったと振り返ります。

では、なぜ息子さんは算数の答え欄にポケモンのキャラクターを書いたのでしょうか？投稿者さんに詳しく話を伺いました。

今しかない間違いを思い出に

ｰｰｰかわいらしい解答にくすっとしてしまいました！こちらの解答を見た時、どう思われましたか？

真面目にやっているかと思ったら…でも字を一生懸命書いたんやな…消そか…と苦笑いでした。

ｰｰｰ一生懸命書いたのは伝わってきますね！息子さんはなぜポケモンの名前を書いたのでしょうか？

当時は幼稚園年長さんの頃で、ポケモンにはまっていてたくさん名前を覚えている時でした。字もポケモンのおかげでたくさん書いていました。

ｰｰｰポケモンが大好きだったんですね。この解答について息子さんとどんなお話をされましたか？

「すごーい！全部ポケモンで埋まっている！でもお勉強してもらっていい？」と会話したことを今も覚えています。この間違いは今しかないやつだ！今しかない思い出だな、と思い、訂正せずに写真に収めました。

ｰｰｰこの写真も大切な思い出の一つですね！

この投稿には、「かめーるでようやくポケモンだと気づいた。読み返すと面白さが倍増する」「ところどころ惜しい！」といったコメントが寄せられ、何を書いているのか分かったことで楽しめた人も多かったようです。

返却された子どものテストや宿題を見て、思わず頭を抱える保護者もいるかもしれません。それでも、こうした珍解答は、子どもが大きくなったときに振り返ると楽しい思い出になるもの。写真に残しておくのもひとつの方法ですね。

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています