1. トップ
  2. 「玄関カメラが捉えた」トリックオアトリート中の思わぬトラブル “行っていい家”を見分ける防犯術とは?

「玄関カメラが捉えた」トリックオアトリート中の思わぬトラブル “行っていい家”を見分ける防犯術とは?

  • 2025.10.31
undefined
photoAC(画像はイメージです)

カリフォルニア州最北の港町で暮らす亜希ダウニングさんが、日常や防犯対策を紹介する『Channel AKD』。ネイティブアメリカン(先住民)の一つである“ユロック族”に嫁いだ自身の暮らしを通じて、異文化の魅力や、ユロック族のリアルな生活を発信する動画が人気を集めています。

今回は同チャンネルにアップされている数多くの人気動画の中から『【玄関カメラが捉えた】トリックオアトリート中の思わぬトラブル』という動画を紹介します。この動画では、ハロウィンイベントにひそむ犯罪やトラブルの可能性と、その対策について紹介されています。

ハロウィンでの思わぬトラブルに注意!

配信者さんは、「トリックオアトリートする時」つまりアメリカでハロウィンイベントを楽しむときに気を付けることを訴えます。

undefined
出典:Channel AKD

意外と知られていないのが、トリックオアトリートをするため「行っていい家」と「行ってはいけない家」があるということ。日本からの移住者の中には、このルールを知らない人もいますよね。

まず、「行ってもいい家」は、玄関付近にハロウィンの飾り付けをしていたり、玄関ポーチに明かりが灯ったりしています。逆に、明かりが消えている場合は、「来てはいけない」という合図なのだそう。明かりの有無は、必ず確認するようにしましょう。

undefined
出典:Channel AKD

また感覚的なことですが、訪れた家の雰囲気が「ウェルカムかどうか」というのを見極めるのも大切なことです。「すべての家庭がハロウィンを楽しんでいるわけではない」ということを、肝に銘じておかなければいけません。

また、「自分の家に"トリックオアトリート”しに来てほしくない」という場合は、ハロウィンの装飾はせず、道路に面した全ての部屋の電気を消しておくのがいいそう。真っ暗にしておくと、誰かがやってくる確率はずいぶんと下がります。

undefined
出典:Channel AKD

一方「イベントは全力で楽しみたい」と考え、ウェルカムな方にも注意点があります。まず玄関ポーチは、きれいに掃除しておくこと。これは、場所によっては雪や雨が多かったり、枯れ葉が落ちていたりして、訪れた子どもが滑ってけがをする可能性もあるからだそう。

また、車の中も掃除しておくといいそう。なぜなら、子どもと一緒に「トリックオアトリート」するために訪れた…というような体で、「泥棒の下見」をする犯罪者もいるから。車の中にある物をチェックし、盗む目星を付けられる恐れがあります。

undefined
出典:Channel AKD

さらにドアを開ける前は、必ずどんな人物か確認しましょう。州によっては「トリックオアトリートできる年齢」が決まっている場合もあり、決められた年齢以上の人が訪れた場合は要注意です。

来訪者を確認し、開けたときも気を抜いてはいけません。バッグや車の鍵などの貴重品はドアから離れた場所に置いておきましょう。子どもたちのお菓子をあげている隙に、盗まれることもあります。そして、子どもたちが去った後は、毎回必ず鍵を閉めましょう。

ハロウィン当日、子どもたちが、そして自分自身が犯罪に巻き込まれないよう、事前にしっかりと調べておきましょう。

対策をしつつ、ハロウィンを楽しもう

ハロウィンは、世界中で楽しむ「秋の行事」として定着しています。リスクへの対策はしつつ、子どもたちの笑顔あふれるイベントを守っていきたいですね。

動画:【玄関カメラが捉えた】トリックオアトリート中の思わぬトラブル
協力:Channel AKD

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名OK】