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「国際問題になりかねない」“トラブル勃発”で異例措置も…だけど「世界最高峰」社会現象を巻き起こした神アニメ

  • 2025.10.28

原作の良さをしっかりと受け継ぎながら、緻密なストーリーや魂のこもった作画、そして魅力的なキャラクターたちなどを丁寧に描いたアニメ作品。ファンからの期待やプレッシャーをはねのける圧巻のクオリティは、傑作として語り継がれています。今回は、そんな“ファン絶賛の傑作アニメ”5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、2019年放送のアニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか、フジテレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“ファン絶賛の傑作アニメ”『鬼滅の刃』

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(放送局):アニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか、フジテレビ系)
  • 放送期間:2019年4月6日~2024年6月30日(全5シリーズ)

あらすじ

吾峠呼世晴さんの同名漫画を原作に、監督・外崎春雄さん、アニメーション制作・ufotableでアニメ化。

時は大正時代。雪深い山奥で家族と幸せに暮らしていた心優しき少年・竈門炭治郎(声・花江夏樹)の日常は、ある日突然終わりを告げます。炭治郎が家を空けた僅かな間に、家族は“鬼”と呼ばれる異形の存在に惨殺されてしまいました。

唯一生き残った妹の禰豆子(声・鬼頭明里)も、鬼の血によって鬼へと変貌してしまいます。絶望の淵に立たされた炭治郎でしたが、妹だけは守り抜くと決意し、禰豆子を人間に戻す方法を探すため、そして家族の仇を討つために旅立つことを決意します。

やがて炭治郎は、鬼を狩る組織「鬼殺隊」に入隊し、過酷な修行を経て鬼殺隊士となります。同期の我妻善逸(声・下野紘)嘴平伊之助(声・松岡禎丞)といった仲間たちと共に、人間を脅かす鬼たちとの壮絶な戦いに身を投じる炭治郎。その全ての元凶である宿敵・鬼舞辻無惨(声・関俊彦)を倒すため、炭治郎たち鬼殺隊の死闘が幕を開けます―。

アニメ『鬼滅の刃』の見どころ ※ネタバレあり

アニメ『鬼滅の刃』は、大正時代を舞台に、家族を鬼に殺され唯一生き残った妹・禰豆子を人間に戻すため、主人公・竈門炭治郎が鬼狩りの道に進む物語です。絶望的な状況下でも失われない炭治郎の優しさ、過酷な運命に抗う兄妹の強い絆、そして敵である鬼たちにも焦点を当てた深いドラマ性が、多くの視聴者の涙を誘い、「神作品」「名作アニメ」「世界最高峰」という揺るぎない評価を得ています。

そんな本作の評価を決定づけた最大の要因として、制作会社ufotableによる異次元の映像クオリティが挙げられます。特に戦闘シーンは圧巻の一言で、炭治郎たち鬼殺隊が繰り出す「呼吸」による技の数々を、浮世絵のような日本の伝統美と最新のCG技術を融合させた、新しくも美しいエフェクトで表現。キャラクターの感情が爆発する瞬間の鬼気迫る表情、ダイナミックなカメラワーク、細部まで描き込まれた背景美術に至るまで、全編を通して圧倒的な完成度を誇ります。SNSでは「作画エグい」「作画の完成度が圧巻」といった賞賛の声が相次ぎました。

特典CDの音源を巡ってイスラム教徒から批判→出荷停止&回収へ

2019年のアニメ化により、社会現象と呼べる大ブームを巻き起こしたアニメ『鬼滅の刃』。しかし、その人気絶頂のなか、制作サイドの意図しない形で深刻なトラブルが発生していたことをご存じでしょうか。それは、2019年10月に発売されたブルーレイ&DVD第4巻が、出荷停止および回収という異例の事態に見舞われていたのです。

原因は、同巻の特典CDに収録された音源でした。制作会社は市販の音声素材を使用していましたが、その中にイスラム教に関わる音声が含まれていたのです。これをきっかけに、海外のイスラム教徒から「イスラム教の礼拝を冒涜している」といった指摘が相次ぎ、強い批判を受ける事態となりました。制作側は法的な問題はないと説明したものの、過去に別のアニメ作品でも同様の騒動があったことから、SNSでは「しっかりチェックすべき」「早急に謝罪した方が良い」「国際問題になりかねない」といった声が上がり、制作側の認識の甘さが指摘される問題へと発展しました。

しかし、思わぬ事態が勃発したものの、『鬼滅の刃』への評価は絶大であり、劇場版の次作を心待ちにしているファンが世界中にいることでしょう。

アニメ『鬼滅の刃』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“人間と鬼の死闘”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です