お別れ会の行事を“全否定”するママ「何かあったらアナタが責任とってね」→他の役員に声を荒らげたワケ

主人公のタナベミカさんは、こども園に通う年長の子どものママ。この園では卒園式後のお別れ会と先生たちへの謝恩会を、例年保護者が企画運営しています。

卒園する園児たちの最後の楽しみでもあるため、タナベさんも携わりたいと役員に立候補しました。

役員は全部で4人。楽しそうな意見が出る中、コンプライアンスを異常に重視するヒラマツさんがすべてを否定するため、話し合いは思うように進みません。そこで、タナベさんはリスクを回避した案を考えてきました。

リコロコさんの『それって責任とれるんですか？』をご覧ください。

リスク回避に偏りすぎた完璧すぎる案

宝探しの案で、チームに先生をいれることを考えてきたタナベさん。「たからものはなに」とヒラマツさんに聞かれ「小さなお菓子や文房具」と答えると、バカにされたように笑われてしまいます。

タナベさんが次の案を伝えようとすると、ヒラマツさんは自分も案を考えてきたと話しはじめます。

ヒラマツさんが考えてきたのは、リスク回避には完璧な案。けれど、リスク回避にばかり目が行っていると指摘されてしまいました。

ヒラマツさんの意見に否定的な3人に対し、「危なくても子供たちが喜べばいいの？」「何かあったら責任取って」と極端なことを言い放ちます。

何もかもリスクを避けての活動は難しいことを伝えますが、ヒラマツさんは「だからできる範囲で。変な冒険はやめましょう」と、意見を譲らないのでした。

何もかもリスクをメインに考えてしまうと、子供たちができることがどんどん狭まってしまいます。意見を伝えることは大切なことですが、自分の意見だけを頑なに通そうとしていないか、一歩立ち止まって考えてみる必要がありそうです。みんなが楽しめるお別れ会・謝恩会を開くために、他の人の意見を聞くことも大切ですね。

リコロコ

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