母の葬儀で"残酷な発言"を放ち、誕生会を優先して去っていく妻 → 夫「いい加減に…」ブチギレ寸前が冷静になれたワケ

成美は、夫・義朗と息子・尚との3人暮らし。幼い頃から母親の言うこと聞いていれば幸せになれると信じ、学校も就職先も母親の勧めるところを選んできました。

結婚し、出産をすれば更に幸せになると思っていましたが、産後、精神状態が限界に達します。そんな成美の目に飛び込んできたのは、あるセミナーの案内。

それからというもの、セミナー講師のRiriさんに心酔した成美は明るさを取り戻します。しかし浪費は激しくなり、強引に物事を決断するように。さらに、義朗が反対した母親との同居を進めてしまいます。

同居の話し合いで「どうしてそこまで冷たくなれるのか」と成美に問われ、義朗はこれまでのことを思い出します。

みゆきさん、高尾さん、まりおさんの『家庭を崩壊させたのは誰？』をご覧ください。

義朗の母親は、成美と尚の関係を心配していました。そして義朗に対しては、一番に尚のことを考えるように伝えます。

しかしその矢先、義朗の母親は急逝してしまいます。

葬儀を終えたばかりの場で、「介護がはじまる前でよかった」と口にする成美。さらにRiriの誕生会に遅れるため帰ってもいいかと言いはじめました。

さらに四十九日の法要後。「ようやくこの家に住める」と話す成美。怒りが爆発しそうになる義朗ですが、その場で尚が「ばぁばの本を守るって約束したから、ここに住みたい」と話したため、必死に気持ちをおさえるのでした。

無神経な言動で家族の心を深く傷つける成美。ここまで周囲を振り回し続ける姿には、呆れ果ててしまいます。

プロット:みゆき、脚本:高尾、イラスト:まりお

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