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「どこかで見た」「いろんな役こなす」NHK大河・朝ドラ出演“実力派俳優”夢追う若者役“好演”に絶賛『シナントロープ』

  • 2025.11.14

テレビ東京系 ドラマプレミア23『シナントロープ』の第6話が、11月10日に放送された。初回放送後にTVer見逃し配信再生数100万回を突破。その後もXでは考察が飛び交う、話題のドラマだ。本作は、アニメ『オッドタクシー』の脚本を手がけた此元和津也が、原作と脚本の両方を担当し、完全オリジナルとして描き下ろした作品である。監督を務めるのは、映画『もっと超越した所へ。』などで注目を集めた山岸聖太。二人のタッグによる、新感覚のミステリードラマだ。

冴えない大学生・都成剣之介を演じるのは水上恒司。彼が心を寄せるヒロイン・水町ことみを山田杏奈が演じる。そのほか、坂東龍汰、影山優佳、望月歩、鳴海唯、萩原護、高橋侃といった、いま最も勢いのある若手俳優たちが集結し、物語に厚みを加えている。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

繋がり出す点と点

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(C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

“シナントロープ”に泊まる日が増えた水町(山田杏奈)は、開店前にバイト仲間たちから店の合鍵を回収していた。営業が始まると、環那(鳴海唯)がさりげなくメニュー表の文字について尋ね、書いたのが都成(水上恒司)であることが判明。その様子を志沢(萩原護)が静かに見つめていた。

一方その頃、公園で仕事をサボっていた都成は、水町がライブハウスで出会った男性に恋をしたのではないかと勘違いし、ひとり悶々と考え込んでいた。

田丸演じる望月歩の好演光る

漫画家志望の田丸(望月歩)は、コミック誌のコンクールに応募するも、結果を見る心の準備ができずにいた。里見(影山優佳)はそんな田丸を励ますが、誌面を確かめられないまま営業に戻った。そこへ田丸のゼミ生が訪れ、嫌味ある発言や言動を繰り返す。就職先が決まっていたもが漫画家になるために辞退した田丸はゼミ生たちから妬まれていたのだ。

ゼミ生たちは、当選結果を田丸の目の前で読み上げ、落選しているといじって嘲る。密かに田丸に好意を寄せている里見は、田丸の姿を見ていられなくなり、バックヤードで悔し涙を流してしまう。ついに耐えかねた田丸はデリバリーに行くと言って、バイクで店を出て行ってしまった。

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(C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

田丸哲也演じた望月歩は、2014年にWOWOW・ドラマW『埋もれる』で俳優デビュー。また、映画『五億円のじんせい』(2019)で初主演を果たす。彼は連続テレビ小説『エール』(2020)、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(2021)などに出演し、ドラマや映画など幅広く活躍する実力派俳優だ。

彼の好演に「いろんな役こなすよね」「どこかで見たと思った」「演技良すぎ」など、視聴者から絶賛の声が集まっている。

2人の距離が縮まる展開

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(C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

偶然田丸に遭遇した都成は、「おめでとうございます!」と誌面に載っていたことを知らせる。“もう一歩で賞”を受賞していたと言う。田丸はその知らせを聞いて、気力を取りもどす。その後、田丸を見つけた里見は、泣きながら言葉にならない言葉で田丸に縋りつく。里見の心配を察した田丸は抱き寄せるのだった。互いに想いあっていた2人の距離が縮まったこのシーンに、「ずっと可愛い」「青春すぎてくすぐったい」など反響が起きている。

ドラマの最後には、龍司(遠藤雄弥)と久太郎(アフロ)が、顔面を激しく負傷した男を前に座っているショットが。さらに龍司は“折田さんが来る”と告げる。折田がついに本格的に動き出したようだが、殴られた男は水町らシナントロープと関係があるのか?次回の展開からも目が離せない。


テレビ東京系 ドラマプレミア23『シナントロープ』月曜よる11時06分〜