「かわいいのに」「体張ってる」“初めての母親役”の現役モデル、“顔面ケーキ”シーンに反響【火ドラ・イレブン】

カンテレ・フジテレビ系 火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか？』（毎週火曜よる11時）は、齊藤京子が25歳の“新米ママ”篠原レイコを、水野美紀が55歳の母・篠原玲子を演じる、母と娘の愛と復讐を描くサスペンスドラマだ。幼稚園のママ友いじめが原因で娘を亡くした母が、整形で若返り、娘の死の真相を探りながら“ママ友社会”に潜り込む。

第6話では、物語がこれまでのママ友バトルを越えて、ぐっとスケールアップ。元夫の無実をかけた戦いが新たな段階に突入する。出演はほかに新川優愛、竹財輝之助、白岩瑠姫、香音ら実力派がそろい、緊張と裏切りが入り混じる回となった。

標的が“ママ友”から“権力”へ！一気にスケールアップ

これまでレイコ＝玲子が追ってきたのは、娘の死に関わる“ママ友たち”の裏の顔だった。しかし、成瀬（白岩瑠姫）の調査によって、元夫・健司（津田寛治）が起こしたとされる殺人事件に、国会議員・新堂幹久（竹財輝之助）が関係している可能性が浮かび上がる。第6話では、物語の空気がガラリと変わった。

健司から「僕は犯人に仕立て上げられてた。」「罪を認めなければ妻と子どもの命はないって。」と告げられたレイコは、彼の潔白を証明すべく真実を暴く決意をする。これまで個人のいじめや嫉妬で動いていた世界が、一気に“政治と権力の闇”という大きなテーマに踏み込んだのだ。

しかも、レイコの視線は冷静で鋭い。“許さない”という怒りよりも、“真実を掴む”という意志に変わっていくのが印象的だ。今までのように感情で動くのではなく、計画的に相手の陣地へ乗り込んでいく。そんな新たなフェーズの幕開けを感じる展開だった。

カオスな誕生日パーティー

さらに第6話を盛り上げたのは、“誕生日パーティー”のシーンだ。北条彩（香音）の娘の誕生日会が新堂家で開かれると聞き、レイコはパーティー準備を手伝う名目で邸宅に足を踏み入れる。リビングにはシャンデリアの光が反射し、新堂沙織（新川優愛）をはじめ、笑顔のママたちが談笑している。

新堂家の掃除をしていたレイコは、とある扉を見つけた。そこに、真実が隠されているのではと足を踏み入れようとしたのだが、背後から、新堂幹久が現れる。「この部屋は部外者が足を踏み入れると、二度と出られない不思議なお部屋になっていますので…。どうか、お引き取りを。」とレイコに告げた。新堂演じる竹財の演技に、SNSでは「またまた悪そうな」「クズっぷりを見せてくれる期待」「悪すぎる顔している」といった声があふれている。

その後、彩の娘・久美に贈る映像がパーティー会場で放映された。幸せそうな写真が次々に流れる中、突然現れたのは、“DNA父子鑑定結果報告書”。その報告書には、久美と彩の夫である直樹は、“生物学的な親子関係はないものと判断”と記されていた。泣き喚く久美、怒りを爆発させる直樹、ケーキに顔面を押し付けられる彩…。その場は、まさに“カオス”な状態。

この報告書を仕組んだのは、自分の指示を聞かなかったレイコだと考えた彩は、その場にあった薔薇の花束を片手に、レイコに襲いかかり、何度も振り下ろした。ラストシーンでは、薔薇のトゲで、頬に傷を負ったレイコの目に映ったのは、騒然とする空間で不自然にも、冷静で落ち着いている新堂夫妻だった。

顔面がケーキまみれになり、パニックを起こしたように、薔薇の花束でレイコを攻撃した彩を演じているのは、『non-no』専属モデルの香音だ。9歳で芸能界入りを果たし、今までも数々のドラマや映画、舞台に出演している。香音が母親役を演じるのは、本作がはじめて。癖のある母親を演じ、第6話のパーティーで暴れるシーンに番組公式Xでも「今回のラストは自信あり」と投稿している。視聴者からも、「悪役っぽさ出てた」「かわいいのに顔面ケーキ」「体張ってる」など、反響が聞こえていた。

第6話はまさに、ドラマ全体のターニングポイントだ。ママ友の表面的な関係を超え、国家レベルの闇が浮かび上がる展開。レイコ＝玲子の復讐は、もはや“私的な戦い”ではない。“社会”そのものに立ち向かう覚悟が生まれた瞬間だった。次回への期待が止まらない。

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出典：
@musumenoinochi 「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか？」公式【火ドラ★イレブン】Xより（2025年11月11日投稿）

カンテレ・フジテレビ系 火ドラ★イレブン『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか？』毎週火曜よる11時

ライター：朝倉 結（あさくら ゆい）
主にドラマや映画に関する記事を執筆。お気に入りの作品は何度も繰り返し視聴し、その魅力を深掘りするのが好きです。