余っている【麦茶】で試してみない…？→“食パンを麦茶に浸す”と美味しくなるってほんと〜！？検証してみた

買ったときはふんわりしていたのに、数日後にはパサついてしまう食パン。「まあ仕方ないか」と思って食べていませんか。実は、簡単な工夫でおいしさを取り戻せるんです。

そこで今回は、パサついた食パンをおいしく食べる方法を紹介します。いつものパンが、ワンランクアップしますよ。

食パンのパサつき、なんとかならない？

食パンの魅力といえば、外はサクッと、中はもっちりとした食感。しかし、パサついてしまったものは、トーストしてもなかなか理想の味わいになりません。なんとかならないのでしょうか。

パサついた食パンをおいしく変えるカギは、なんと「麦茶」。予想外の“飲み物”の登場に驚きますが、果たしてどんな方法なのでしょうか。

まずは、バットに麦茶を入れます。少量で問題ありません。

食パンの両面を、サッと浸しましょう。このとき、浸しすぎないことがポイント。

ほんの一瞬で、食パンが麦茶を吸ってぶよぶよになってしまうので、さじ加減が重要です。筆者は、1枚目はうっかり、どっぷり浸けてしまいました。難しく感じる方は、霧吹きなどを使うことをおすすめします。

麦茶で表面がしっとりした食パンを、オーブントースターなどで焼けばOK。水分を含んでいるので、いつもより焼き時間がかかりました。焦げないように様子を見ながら、調節してみてくださいね。

焼き上がりの手ざわりから、普段のパンとまったく違う…！ザクッもちっとした食感が期待できそうです。

水分を多く含んだ部分に焼き色がつきやすいのか、グラデーションのようになったビジュアルも、なんだかおいしそう。

中はふわふわもちもちの仕上がり。一口かじると外はカリッと香ばしく、中はしっとりしていて、まるでお店のオーブンで焼いたようなパンに。そして、風味の豊かさも際立っています。

麦茶を使うとおいしくなる理由は、食パンのデンプンが水分を吸収してふわふわになることに加え、小麦で作られたパンと、大麦からできている麦茶の相性の良さも影響しているそうです。

普段はトーストにはマーガリンやジャムをつける派ですが、パン自体がとてもおいしくなっているので、何もつけずに楽しめましたよ。

食パンに「麦茶」という意外すぎる組み合わせに半信半疑でしたが、実際に試すととても理にかなった方法でした。食パンそのものの味が際立ち、ジャムなどをつけなくても十分おいしく、ヘルシーに味わえるのもうれしいポイント。

これから、トーストを焼くときは麦茶を使ってみよう、と思わせてくれるおいしさでした。

「いつもの食パンをもっとおいしく楽しみたい」というときに、ぜひ試してみてくださいね。

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