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「発売日は31日なのに…」一番くじ、店舗の“早出し”に「不公平だ」ファン悲鳴。「原作絵セット8万5千円」転売も横行

  • 2025.10.30
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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

昨今、アニメやゲームなどのコンテンツのグッズ販売をめぐって、さまざまな問題が浮上しています。高額商品のブラインド販売への批判、転売目的の大量購入、そして店舗による販売ルールの不徹底。ファンが純粋に楽しみたいと思っている一方で、こうした問題が後を絶ちません。

そんな中、2025年10月31日発売予定の「一番くじ DRAGON BALL 40th ~其之一~」をめぐって、新たな問題が浮上しています。

発売日を前にして一部店舗で“早出し”されているとのSNSでの投稿が相次ぎ、さらにフリマサイト上では既に賞品を転売する動きも見られます。ファンからは「発売開始日はきちんと店舗に周知してほしい」「発売日前の転売なんて許せない」という悲しみや戸惑いの声が上がっています。

本記事では、一番くじをめぐるトラブルについて詳しく紹介します。

『ドラゴンボール』40周年を祝う特別な一番くじ

一番くじは、1回1,000円弱程度(ラインナップによって金額は異なる)でくじを引き、その場で景品が当たるキャラクターくじです。ハズレがなく、必ず何かしらの賞品が手に入る仕組みで、コンビニエンスストアや書店、ホビーショップなどで販売されています。A賞からラストワン賞まで等級が分かれており、どの賞品が当たるかは運次第というワクワク感が人気を集めています。

今回話題となっている「一番くじ DRAGON BALL 40th ~其之一~」は、大人気コミック『ドラゴンボール』連載開始40周年を記念した特別な一番くじです。

2025年10月31日より、セブン-イレブン店舗、イトーヨーカドー店舗、ゆめタウン店舗などで発売予定。メーカー希望小売価格は1回800円(税込)で、原作の表紙や名場面を再現したフィギュア、見開きビジュアルボード、原作コミックスの中表紙をデザインしたクリアポスターなど、ファン心をくすぐるラインナップが用意されています。

特に注目されているのは、原作コミックの絵柄を忠実に再現、または使用している点です。アニメ版ではなく、鳥山明氏の原作イラストをベースにした商品展開は、原作ファンにとって特別なグッズになりそうです。

発売日前に店頭に並ぶ「早出し」の実態

ところが、正式な発売日である10月31日を前に、10月30日の時点でSNSでは「もう売っている」「買ってきた」という写真付きの投稿が相次ぎました。

一番くじの発売日は公式に定められているものの、実際には店舗によって対応が異なるケースがあります。発売日前の販売が起こる背景として、一般的には、店舗への情報伝達の遅れや、商品入荷後のオペレーション上の都合などが指摘されることもあります。

しかし、ファンにとっては「公平なスタート」を期待していただけに、こうした早出しは不公平感を生む要因となっています。

フリマサイトで広がる転売の動き

さらに、フリマサイトでは、発売日前にもかかわらず、既に「一番くじ DRAGON BALL 40th ~其之一~」の賞品が多数出品されていることも、SNSで多数指摘されています。

現時点(2025年10月30日16時)で、あるフリマサイトでは、全種類まとめて8万5千円で取り引きされていたほか、A賞・B賞・ラストワン賞のセットで約5万円で出品されているなど、高額転売されている状況が確認できました。

一番くじは本来、くじを引くワクワク感や、自分の手で当てた賞品を大切にするという楽しみ方が想定されています。しかし、転売目的で大量購入されたり、高額で転売されたりすることは、純粋にファンとして楽しみたい人が賞品を手に入れられない状況を生みかねません。

ファンから寄せられた複雑な思い

SNS上では、今回の一番くじについてさまざまな声が寄せられています。

まず、商品そのものへの期待を示す声としては、「原作絵なのが嬉しすぎる」「F賞全部欲しい」「C賞のビジュアルボードすごくいいな」といった前向きなコメントが多く見られました。40周年という節目にふさわしいラインナップに、多くのファンが心を躍らせていたことが伝わってきます。

一方で、早出し販売については困惑の声が目立ちました。「2日も早く販売してる店があってモヤモヤする」など、公平性を欠く状況への戸惑いや不満が表れています。「販売開始日が店員に周知されてないことあるよね」と、店舗によって情報共有のタイミングに差がある可能性への指摘もありました。

そして転売については、より厳しい意見が寄せられています。「31日販売開始なのに、すでにフリマサイトに出品してる人がいる」「せっかく40周年記念の一番くじなのに、儲けようとする転売ヤーがいて残念」「すでに出品されまくってる。ちゃんと取り締まって欲しい」といったコメントも。純粋に楽しみにしているファンの気持ちが踏みにじられている、との声もありました。

ファンと販売側、それぞれが考えるべきこと

今回の問題は、早出し販売と転売という2つの要素が絡み合っています。

販売店舗側には、公式が定めた発売日を守ることの重要性を再認識してもらう必要があるでしょう。店員への周知徹底や、在庫管理の見直しなど、ルールを守る仕組みづくりが求められます。

一方で、フリマサイトなどのプラットフォーム側にも、発売前の商品出品を防ぐ仕組みや、転売を助長しない取り組みが期待されます。

そしてファン自身も、転売品を購入しないという選択肢を意識することが大切です。需要がある限り転売は続くため、一人ひとりが冷静に判断することが、健全な市場環境を作る一歩になるでしょう。

公平で楽しい購入体験を目指して

「一番くじ DRAGON BALL 40th ~其之一~」は、2025年10月31日から正式に販売が開始されます。多くのファンが心待ちにしていた、40周年記念の特別な一番くじです。

今回のような早出し販売や転売の問題は、『ドラゴンボール』に限らず、さまざまなコンテンツのグッズ販売で起きています。ファンが純粋に楽しめる環境を守るためには、販売側のルール徹底とファン一人ひとりの意識、そしてプラットフォーム側の取り組みが必要です。

すべてのファンが公平に、そして安心してグッズを楽しめる仕組みづくりが、今後ますます重要になっていくでしょう。


参考:一番くじ DRAGON BALL 40th ~其之一~(一番くじ倶楽部)


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