「状態がおかしかった」「ずっと泣いてました」【朝ドラ】主演女優、“制作の裏側”を赤裸々告白…

TBS系で毎週金曜日に放送されている『A-Studio+』は、ACTOR･ACTRESS･ARTIST･ATHLETEの「A」の中から毎週1組のゲストを招くプレミアムなトーク番組。 笑福亭鶴瓶さんと藤ヶ谷太輔さん（Kis-My-Ft2）が関係者を自ら極秘取材しゲストたちの素顔を引き出します。今回のゲストは、伊藤沙莉さん。ドラマの撮影秘話やお芝居について語られます。

連続テレビ小説『虎に翼』の心情を振り返り

鶴瓶さんは、連続テレビ小説『虎に翼』の演出を手がけた梛川善郎さんに取材。梛川さんは、主演をつとめた伊藤さんのことを“感受性のお化け”と表現していました。伊藤さんも「濃かったですね、1年間の中で話す時間が」「出会えてよかった人」と語ります。
『虎に翼』について、「ずーっとやってたかった」「離れたくなかった」と振り返りますが、辛いシーンも多かったそう。仲野太賀さんとの別れのシーンでは「朝から2人とも状態がおかしかったですね」「家帰ってからもずっと泣いてました」と、撮影当時の過酷さを明かしました。

実は伊藤さん、「泣き芝居がこの世からなくなればいいくらい好きじゃない」と苦手意識を語ります。中学生のころ泣き芝居をした際、「お母さんが死んじゃったことを想像して泣きました」と監督に伝えると、「うわ、お前そういうことするんだ」と指摘された経験も。伊藤さんは「よく分かんなかったけど、確かに集中してないってことになる」「全く違うこと考えて泣いたら全然違う涙になっちゃうな」と当時を振り返り、お芝居の難しさを語りました。

セリフ覚えが苦手！？伊藤さんの意外な工夫とは

さらにセリフ覚えについても独特のこだわりが。リリーフランキーさんから「朝ドラやるんだったらリハーサルは最初から頑なに台本持ってろ」「『最初から私はこのテイストでいきます』ってやっとけ」とアドバイスがあり、実践していたといいます。伊藤さん自身は「そもそも私、前もって覚えるのが苦手」「ストックしてらんない」と語り、セリフは前日の夜じゃないと覚えられないのだとか。

最近はバラエティや広告などの仕事が多く、少しお芝居から離れていた伊藤さん。10月から始まる撮影の台本を見て「どうやって覚えてたっけ」と焦り、「ダメダメって思ってビール飲んでごまかします」と笑いを誘いました。鶴瓶さんから「いつ覚えるの？」と聞かれ、「10月13日からって言ってたから…10月12日！」と答える伊藤さんの笑顔に、スタジオも和やかな雰囲気に包まれました。

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TBS系 『A-Studio+』 毎週金曜よる11時〜
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［配信日時］2025年9月19日（金）
［番組URL］https://tver.jp/episodes/epjjzw5ws5