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「自殺率がすごい下がる」刑務所への"差し入れ屋"を直撃取材、"衝撃の真実"に→粗品「なかなか深い」

  • 2025.9.17

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今回は、ヒコロヒーさんが刑務所への“差し入れ屋”の実態を調査。京都の山奥で、加害者へ差し入れをする“おっちゃん”が語ったその心境とは。

ヒコロヒーさんが加害者への差し入れに疑問

ヒコロヒーさんは、事件の加害者の元に差し入れが届けられるシステムについて以前から疑問を抱いていたといいます。「見ていて気持ちいいものではない」「何であんな事件を起こした人がこんな差し入れもらうことになんねん」と率直な思いを語りました。

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(C)AbemaTV, Inc.

そこで、唯一存在するオンラインの差し入れ屋を取材するため京都の山奥へ。普通の一軒家から現れたのは、吉田さんという40歳ほどの“普通のおっちゃん”だったそう。

人気の差し入れは『カイジ』『アカギ』!?

ヒコロヒーさんは「どういう気持ちでやってらっしゃるんですか?」「あんだけ酷い事件とかをやって、そこの方に入れるっていうのは」と質問。吉田さんは「この国っていうのは加害者のことについてはなかなか考えてはくれない」と答えます。

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さらにヒコロヒーさんが「何で加害者のことを考えないとダメなんですか?」「感情的に被害者側でしょう」とぶつけると、吉田さんは「被告となって事件を起こした側となって、どこかにぶち込まれたときに、ここですごく自殺をする人が多い」「差し入れが届きましたってだけで自殺率がすごい下がる」と説明します。「この繋がりがある以上、社会復帰・更生というのに希望が見出せるんじゃないか」という吉田さんの言葉には、粗品さんも「なかなか深いですね…」とコメント。

ところが、「本当に更生できるようなものを送ってるんですか?」と尋ねるヒコロヒーさんに、「漫画だったら『カイジ』が一番多いです」「次に多いのは『アカギ』」とまさかの回答にはスタジオも思わず笑ってしまいます。

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(C)AbemaTV, Inc.

最後に粗品さんが「1日ロケして考え変わったりした?」と質問すると、「これがちょっと印象的だった」と裏話を始めたヒコロヒーさん。「あんな事件を起こした人にも差し入れしたんですか?それってどういう気持ちなんですか?」と吉田さんに質問すると「それは感情として思うことはあります。ただ日々の仕事が大変なので何も考えず仕事はできます」という回答があったそう。

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これにヒコロヒーさんは「一番感情がぐちゃぐちゃになったことのある人の発言なんじゃないかなって思ってそれ以上聞けなかった」「何周もいろんなこと考えた先でまだこの仕事をされてる方の哲学めいた発言だったのかなと思いました」と締めくくりました。


『ドーピングトーキング』
#2:実在する日本の女スパイ&マユリカ男優デビュー!?&天野川怜子を探索 他
[配信日時]2025年9月6日(土)
[出演者]MC:粗品(霜降り明星) / ゲスト:奥田(ガクテンソク)、中山功太、松村(ひつじねいり)、ヒコロヒー、阪本(マユリカ)
[番組URL]https://abema.tv/video/episode/90-2041_s1_p2

(C)AbemaTV, Inc.