「何に見える？」あなたの“傲慢度”がわかる【心理テスト】

2025.12.7

自分の方が相手よりも上であると認識し、偉そうに振る舞ったり見下した態度をとってしまうことを傲慢と言います。傲慢さの強い人ほど、自分の傲慢さに気づくことができず、知らず知らずのうちに周りの人に対して傲慢な振る舞いをしてしまっているのではないでしょうか。そうならないためには、まずは自分の“傲慢度”と向き合うことが大切です。あなたの“傲慢度”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.方位磁石

2.エレベーターの上下ボタン

3.鳥のくちばし

4.時計

1.方位磁石に見えた人は「傲慢度20%」

図形が方位磁石に見えた人は、傲慢度が20%とかなり低めかもしれません。あなたは傲慢さがほとんどない人ではないでしょうか。相手が誰であっても相手のことを尊重し、自分を大きく見せようとしたり偉そうに振る舞ったりといったことをしない人でしょう。謙虚な人だという印象がとても強いのではないでしょうか。

このタイプの人は、腰が低く、また先入観を持たない人でしょう。そのため、肩書きや立場、年齢などで相手を見ず、相手の意見や考えを尊重しようという気持ちで話を聞くことが出来そうです。あなた自身、すごい肩書きなどを持っていても、それをひけらかすことなく、他人と接することができるのではないでしょうか。

傲慢な人を前にすると、みんな少なからず面白くない気持ちになってしまうものです。でもあなたは、傲慢な人に対しても、自然に褒めたり「尊敬する」と本心で伝えたりするでしょう。そういう飾らない謙虚さが、相手の心を柔らかくするのではないでしょうか。どこへ行っても居場所を作りやすいですし、気難しい人とも打ち解ける、そういう高いコミュニケーションスキルを持っていそうです。

2.エレベーターの上下ボタンに見えた人は「傲慢度80%」

図形がエレベーターの上下ボタンに見えた人は、傲慢度が80%とかなり高めかもしれません。あなたは知らないうちに、傲慢な人になってしまっているのではないでしょうか。「○○さんでは無理だろうね」「やってあげてもいいけど」など、どこか自分を高みに置いて周りを見下したような発言をしてしまうことが増えているかもしれません。

このタイプの人は、努力家でストイックな人でしょう。向上心も強いですし、出世欲もあるため、どんどん上の立場を目指して貪欲に頑張る力を持っていそうです。そのため、すごい肩書きや、高い地位など目で見て上の立場の人であるとわかるような目印を持っているのではないでしょうか。それが、あなたを少しずつ傲慢にしていってしまったのかもしれません。

同じように傲慢な人を見ると鼻で笑ってしまったり、「こんなレベルで何を言ってるんだろう」と思ってしまったりするかもしれません。相手の職種や年齢によって発言の重さを計ってしまったりすることもありそうです。今はその傲慢さで、あなたの良さが見えなくなっているかもしれません。傲慢になってしまっている自分に気づき、修正することで、あなたの良さが生きてくるのではないでしょうか。

3.鳥のくちばしに見えた人は「傲慢度60%」

図形が鳥のくちばしに見えた人は、傲慢度が60%とやや高めかもしれません。あなたは自分が傲慢になってしまうときがあるという自覚をしているのではないでしょうか。つい言ってしまった言葉に傲慢さを感じて、自分にげんなりしてしまうなんてことがありそうです。意識しているが故に、うまく傲慢な自分を抑えることもできているのではないでしょうか。

このタイプの人は、自尊心が高く、他人と同じは嫌な人でしょう。少し変わっている、自分は特別と思うことが心の安定に必要なのかもしれません。そのため、どうしても「私にしか、そんなことはできないよ」というような傲慢発言をしてしまうことがあり、言ってから、今の発言は良くなかったと後悔しがちでしょう。

気をつけていても、ふとしたときに言ってしまうのは、やはり自分は特別という思いがあるからかもしれません。傲慢さを出さなくするためには、もう少し先入観を捨ててフラットな目で相手のことを見ることを意識するとよさそうです。そうすると相手のいいところ、素晴らしいところなどが見えてきて、自分だけが特別なのではないと心から思うことができるのではないでしょうか。

4.時計に見えた人は「傲慢度40%」

図形が時計に見えた人は、傲慢度が40%とやや低めかもしれません。あなたはそれほど傲慢な人ではないのではないでしょうか。少しでも傲慢な感じのことを言うと、自分で「今のはちょっと傲慢だったかもしれない」と振り返って内省することができる人のようです。心の中で傲慢だったとしても、言葉や態度には出さないようにできるのではないでしょうか。

このタイプの人は、礼儀正しく協調性に長けた人でしょう。周りとうまくやっていく力が強いため、傲慢な物言いや態度が受け入れられないことはよく理解しているようです。だからこそ、意識的に相手のことを尊重しようとしますし、偉そうにならないよう気をつけることができるのではないでしょうか。

そのせいもあって、あなたが傲慢であると思う人は、ほとんどいないでしょう。家族や友人などごくごく身近な人は、あなたも多少強気のことを言ったり、傲慢さをチラ見せしたりすることはありそうです。傲慢さが少しありつつも、それを見せて相手を嫌な気持ちにさせない、そういう配慮ができる人なのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。

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