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朝ドラ『あんぱん』“感動のワンシーン”に「実はいい関係」…“佳境を迎える展開”に熱視線

  • 2025.9.15

9月10日に放送されたNHK連続テレビ小説『あんぱん』がSNSで大きな話題となっています。

第118話では、主人公・のぶが子どもたちに『アンパンマン』を読み聞かせる場面と、それから少し経って嵩が監督を務めた映画『やさしいライオン』が公開されるシーンが描かれました。

視聴者の間では映画を観た「とある人物」の様子に注目が集まっているようです。その「とある人物」とは、いったい誰なのでしょうか…?

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松嶋菜々子 (C)SANKEI

子どもたちに受け入れてもらえない『アンパンマン』と好評を博した映画『やさしいライオン』

『あんぱん』は、大人気キャラクター・アンパンマンの生みの親である絵本作家・やなせたかし(ドラマの中では北村匠海さん演じる柳井嵩)と、その妻・小松暢(ドラマの中では今田美桜さん演じる柳井のぶ)をモデルとした物語。現在は第24週目「あんぱんまん誕生」が放送中です。

9月10日に放送された第118話では、のぶが嵩に内緒で孤児院の子どもたちに嵩の描いた『アンパンマン』を読み聞かせるものの、まったく子どもたちに興味を持ってもらえず苦悩する様子が描かれました。

やなせたかしさんの描いた初期の『アンパンマン』も人気が出るまで紆余曲折あったことで知られています。そのエピソードをモチーフとした展開だと言えるでしょう。

映画『やさしいライオン』を観て涙する2人

また、118話では嵩が監督を務めた映画『やさしいライオン』が公開され、多くの観客に受け入れられる様子も描かれました。視聴者の間では、映画を観に来ていた「とある人物」の様子に注目が集まっているようです。

その人物とは、嵩の母である登美子(松嶋菜々子さん)と、のぶの母である羽多子(江口のりこさん)。111話でラジオドラマ版の『やさしいライオン』のストーリーを「あんな甘ったるい話」と酷評し、のぶや嵩の味方である優しい羽多子と口喧嘩になってしまった登美子でしたが、息子の作った映画が気になってこっそり観に来ていたのです。

映画に感動し泣いていた羽多子は、劇場に登美子がいて同じく涙を流していることに気づきます。羽多子に声をかけられ、慌てて「目にゴミが…」と感動で涙していたことを隠す登美子でしたが、そんなことで誤魔化される羽多子ではありません。

羽多子は、「けんど、お母さんのムクムクは、息子のブルブルにあんなに愛されて幸せやね」と映画のストーリーに触れつつ登美子に語りかけます。

しかし気の強い登美子は、羽多子の言葉を素直に受け取ることができません。111話の喧嘩で羽多子に言われた言葉「あんたはムクムクやのうて、ムカムカじゃ!」を引用し、「言っときますけど、私はムクムクじゃなくてムカムカですから」と強がって言い返すのでした。

2人のやり取りと、あまりに「ツンデレ」な登美子の様子に視聴者は思わずクスッと笑ってしまったようです。「感動の涙をホコリのせいにして、素直じゃないなぁ」「波多子さんとの名コンビぶりが楽しくて笑えます」「このおふたり、実はいい関係ですね」「何気にムカムカを根に持つ登美子さんかわいい」と、SNSにはほっこりしたコメントが多数書き込まれていました。

『あんぱん』は9月26日最終回予定

9月26日に最終回を迎える予定の朝ドラ『あんぱん』。放送も残すところあと12話となりました。

『アンパンマン』は果たして子どもたちに受け入れられるのでしょうか?のぶや嵩、周囲の人々の今後は…?佳境を迎える『あんぱん』が、最終回まで見逃せませんね!


※記事は執筆時点の情報です