「その着こなし、実は残念に見えてるかも」“黒のスラックス”大人はどう着こなす？【NG例・OK例を徹底比較】

大人のコーディネートを品よく格上げしてくれる「黒のスラックス」。かつては仕事着の印象が強かったものの、ここ数年でおしゃれアイテムとして確立し、普段使いにも取り入れやすい存在になりました。

そうは言っても「合わせ方、難しくない？」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は大人が黒のスラックスを着るときに失敗してしまうNG例と、洗練度が上がるOK例を徹底比較。ぜひ参考にして、普段のスラックスコーデをアップデートしてみてください。

NG例：工夫が足りない！華やかさのない残念コーデ

黒のスラックスは、美脚効果やきれいめ感が出る反面、どうしても「堅い」印象がつきまといます。そのため合わせ方を間違えると、せっかくのおしゃれアイテムが「ただの仕事着」に見えてしまうことも。

特に注意したいのが、黒とグレー、黒と白を合わせたようなシンプルすぎるコーデ。モノトーン2色でまとめると華やかさに欠け、ただの黒パンツに見えてしまいます。スラックス特有の美脚見え効果も台なしに。

大人が普段着として取り入れるなら、地味見えを回避する工夫は欠かせません。

大人がかっこよく黒のスラックスを着こなすポイントは、どこかに遊びを取り入れた「カジュアルな着崩し」。それだけで黒スラックスの堅さがなくなり、普段使いにぴったりなアイテムに変わります。

例えば、NG例のようにニットとスラックスを合わせる場合。そこに白のカットソーを重ねてチラ見せし、足元はスニーカーを選ぶだけで、ぐっとこなれた雰囲気に。シンプルな着こなしが一気に洗練されます。

小物でアクセントカラーを取り入れるのも効果的。黒スラックスはベースがシンプルだからこそ、バッグや靴に鮮やかな色を効かせると、コーデ全体が一気に華やかに。

さらに、存在感のあるアクセサリーを一つ加えるだけで、黒が引き立ちシックでおしゃれな印象に仕上がります。

黒のスラックスは、穿くだけで簡単にコーディネートを格上げしてくれるアイテムですが、合わせ方次第で印象がガラッと変わります。

この3つを意識するだけで、ぐっと大人の余裕を感じさせる着こなしにアップデートできます。少しの工夫で「黒のスラックス＝仕事着」というイメージから卒業できるので、ぜひ試してみてくださいね。

ライター名：Hana

ファッション関係のお仕事歴20年以上、「いくつになってもファッションで魅力的な大人女子を目指す」がモットー。