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【秋服選び】プチプラだけど安っぽく見えない!“高見えするシャツ”の素材感のポイントは?

  • 2025.9.27

つい手に取りやすいプチプラ服。でも、いざ着てみると「なんだか安っぽく見える…」と感じたことはありませんか?

実は、同じ1,000〜2,000円台のアイテムでも「高見えする服」と「価格相応に見える服」があります。

筆者は20年以上アパレルの仕事に携わる中で、“プチプラでも高見えする服”には共通するポイントがあると気づきました。
今回はそのポイントをシェアします。知っておくだけで、お買い物の満足度がぐっと上がるはずですよ。

選び方のコツ①:シャツ・ブラウスは「落ち感素材」を選ぶのが正解

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筆者撮影

プチプラで特に注意したいのが、シャツやブラウスです。 シルエットの差が出やすく、安っぽさが目立ちやすいのがその理由。カットソーよりデザインが複雑な分、素材にコストをかけられず、チープな印象になりがちです。

特にハリのある綿素材などは、縫製の甘さやパターンのずれが目立ちやすく、試着なしで購入すると失敗しやすいアイテムの代表格。 

そこでおすすめなのが、落ち感のある柔らかな素材です。「とろみ素材」なら、体のラインを拾いすぎず、生地のドレープが縫製の甘さを自然にカバー。それだけで上品な雰囲気を演出できます。プチプラ服こそ“素材感”が重要です。

選び方のコツ②:ボタンやフードなど「付属品」に安っぽさのサインがないかチェック

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筆者撮影

プチプラ服はコストを抑えるため、付属品にチープさが出やすい傾向があります。特に注意したいのは以下のポイントです。

  • ボタンや紐が、いかにも安っぽくないか
  • ポケットやフード部分のペラペラ感はないか
  • セットアイテムの場合、片方だけ安っぽくないか

こうした細部に目を配るだけで、安見えはぐっと回避できます。ボタンは貝調やマットなものなど、悪目立ちしないシンプルなデザインを。余計な装飾は、ない方がかえって上品に見える場合も多いです。小さな部分にこそ、高見えの差が表れます。

選び方のコツ③:ニットは断然「ハイゲージ」。きれいめ感が高見えの鍵

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筆者撮影

ニットは生産コストが高く、プチプラの中でも当たり外れが分かれるアイテム。そこでおすすめなのが、編み目の細かい「ハイゲージニット」です。

ざっくりとしたローゲージニットは、糸の質や編み目の粗さが目立ちやすく、チープに見えてしまうことがあります。 一方、ハイゲージニットは表面が滑らかで上品な印象を与え、高見えしやすいのが特長。秋にちょうど使える程よい薄さで、シンプルなデザインも豊富なので、着回し力も抜群です。

まとめ:プチプラ服を高見えさせるなら“素材・付属品・シンプル”を意識

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筆者撮影

1,000〜2,000円台でも、選び方を工夫すれば十分オシャレに見えます。

プチプラ服を高見えさせる3つの選び方ポイントは

  • シャツ&ブラウスは柔らかい素材を選ぶ
  • ボタンやフードなど細部までチェックする
  • 秋はハイゲージニットを取り入れる

この3つを意識すれば、プチプラでも安っぽく見えない“高見えトップスコーデ”が叶います。
無理なく取り入れて、秋のおしゃれを賢く楽しんでくださいね。


ライター名:Hana

ファッション関係のお仕事歴20年以上、「いくつになってもファッションで魅力的な大人女子を目指す」がモットー。