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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「21+33+17+29」→5秒でチャレンジ

  • 2025.10.25
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四つの数の足し算ともなると、電卓に頼りがちですよね。

もちろん、電卓を使うこと自体は何の問題もありません。しかし、「計算しにくいな」と思う問題こそ、工夫をしてスマートに解けると計算の楽しさを感じられます。

ぜひ電卓に頼らず楽しんで解いてみてください。

問題

次の計算をしなさい。
21+33+17+29

解き始める前にまずは問題の式を最後まで見通してみましょう。

解説

この問題の答えは「100」です。問題を簡単に解くためのポイントは、〈計算する組み合わせ〉にあります。

〈計算が楽な組み合わせ〉
・一の位が(1、9)、(2、8)、(3、7)、(4、6)のもの

これらの組み合わせで足し算を行うと一の位が0になるので、計算順序を入れ替えていくことを意識しましょう。

ただし、計算順序を入れ替える際には一定のルールに従う必要があります。それが〈交換法則〉と〈結合法則〉です。

〈交換法則〉
a+b=b+a

〈結合法則〉
a+b+c=(a+b)+c=a+(b+c)

これらの法則を使うことで、足し算だけの式なら自由に計算順序を変えることが出来るようになります。

では計算してみましょう。21と29、33と17を組み合わせます。

21+33+17+29
=21+29+33+17
=(21+29)+(33+17)
=50+50
=100

〈交換法則〉を二回使うことで29を前半に移動させ、〈結合法則〉で計算しやすい組み合わせにまとめることが出来ました。その結果、一の位が0の数を二つ作れたので最後はかなり簡単に計算出来ましたね。

まとめ

〈交換法則〉と〈結合法則〉を使うことで計算順序を自由に操作することが出来ます。

ただし、引き算や割り算の場合はこのように簡単にはいかないので注意しておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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