朝ドラで登場した“ヒントありきの場面”に注目「まさかまさかの」「可能性もなくはない」一部の視聴者が願った“予想外の人物”

2025.9.4

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第23週「ぼくらは無力だけれど」第114話が、9月4日に放送された。

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嵩が手嶌治虫とついに対面

嵩（北村匠海）は『ボオ氏』にて、漫画懸賞の大賞を受賞。嵩とのぶ（今田美桜）、羽多子（江口のりこ）は3人で喜びあった。数日後、八木（妻夫木聡）の会社で受賞祝いが開かれる。嵩を囲んでにぎやかに盛り上がり、楽しいひとときが過ぎていく。

茶道を本格的に学ぶことにしたのぶは、自宅に登美子（松嶋菜々子）を招く。のぶが稽古をしていると、そこに訪ねてきたのは、あの手嶌治虫（眞栄田郷敦）だった。手嶌は、大人のためのアニメーション映画『千夜一夜物語』のキャラクターデザインを嵩に頼みに来たのだった。嵩がかつて雑誌の表紙に描いた女性の絵を見て思いついたと言う。思いがけない展開に嵩は喜び、どれほど自分が手嶌作品を愛してきたかを熱く語った。自分は代表作が一つもないと言う嵩に、手嶌は「必ず、やないたかしさんはすごい作品をかきます」と声をかけた。

嵩とついに対面を果たした手嶌。のぶの点てたお茶を飲むと「最近、忙しすぎたので心が落ち着きます」と話し、手嶌は頭が徐々に垂れ下がり、眠りこけてしまう。コロンと畳に倒れる手嶌の顔を覗き込み、羽多子は「子供みたいな顔して寝ゆうね」と話し、登美子、のぶたちと微笑みあった。SNSでは「手嶌さんがとうとう出てきた」「手嶌先生、チャーミング」という声の他、前回、手嶌からの電話をいたずらだと思いガチャ切りしたことについて「とりあえず先日のこと手嶌さんに謝って」「電話するとイタズラ電話扱いされるから直接来た」「前回電話ガチャ切りのお陰で手嶌が家に来ても違和感なかったんだと思う」といった視聴者からの感想が寄せられている。

蘭子が出会った“とんでもない人物”とは…

八木の会社を訪ねていた蘭子は廊下で“とんでもない人物”と出会う。ヒントは「ああ！」と驚愕する蘭子の表情と、直前の「八木、下にパンの業者の車が来てるぞ」という会話。“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』では、博多大吉が「いよいよ、あの方が」と煽り、鈴木奈穂子アナウンサーも「ということですよね。パンの業者で」と名前を出すのも野暮というスタンスでコメントした。さらに大吉はスタジオにゲストとして塚地武雅、戸塚純貴が来ていることから、2024年放送の朝ドラ『虎に翼』の主人公・寅子ではないかと大胆予想をした。

SNSでは「ヤムおんちゃん」がトレンド入り。「満を持してのヤムおんちゃんだよね」「明日楽しみ」「パンの業者＝ヤムおんちゃんで決まりやろ！」といった視聴者からの期待の声の他、「まさかまさかの豪ちゃんとか」「豪ちゃんの可能性もなくはない」「記憶喪失の豪ちゃんが現れてほしい」といった切実な願いも届いている。

NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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