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あまりの“豹変ぶり”に目が離せない…Netflix大ヒット作品で魅せた“存在感”に集まる注目 キュートなヒロインは一体何者?

  • 2025.9.23

7月31日から世界独占配信されているNetflixシリーズ『グラスハート』が未だ話題だ。原作は若木未生による同名の小説が原作となっている。

メインキャストは佐藤健、町田啓太、志尊淳、そして宮﨑優。佐藤、町田、志尊に囲まれる俳優を見て多くの人が思ったはずだ。「この子は誰だ?」と。本記事では“突如注目の的となったひとりの女優”について深ぼっていく。

ひとりのドラマーが光を浴びていく過程

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Netflixシリーズ「グラスハート」の世界最速試写会イベントに出席した左から志尊淳、佐藤健、宮﨑優、町田啓太 (C)SANKEI

所属するバンドをクビになった女子大生・西条朱音(宮﨑優)。そんな彼女を自身の新しいバンド「TENBLANK(テンブランク)」にスカウトしたのが天才プロデューサーでミュージシャンの藤谷直季(佐藤健)だった。バンドメンバーはほかにカリスマギタリストの高岡尚(町田啓太)とキーボード担当の坂本一至(志尊淳)。4人の仲でひとり無名、それも女子大生。経験値も知名度もないゆえに朱音の加入に反発も。何もかもが足りていない、と自覚がある朱音はがむしゃらにレッスンをこなす。

そして結成間もないながらも、4人のバンドサウンドは世の中を魅了。「TENBLANK」はスターダムへとのし上がっていく。

無名だった朱音の知名度も「TENBLANK」と上がっていくのは必然。ある種、朱音のシンデレラストーリーとも言える。

1話冒頭から惹きつけられる

「この子は誰だ?」から始まり、どんな演技を見せてくれるのか、と少し不安に思った人もいるはず。同時に、「この作品でこの役をやるのだから」と自然と観る側のハードルも上がっていたはずだ。しかし、オーディションから勝ち抜いて「西条朱音」を射止めた宮﨑の実力は1話から見せつけられる。

フェスの出番後にバンドをクビになった朱音。そんな彼女に追いうちをかけるかのように雨が降り出す。それもフェス自体が中止になるような豪雨だ。本来なら、そこで打ちひしがれてしまいそうだが、彼女はドラムをしまうのでは雨の中でセットし、力の限り演奏し始める。それに呼応するようにして、ステージで藤谷がピアノを弾き始める。運命とも言える出会い。魂が惹かれ合っているとしか思えないシーンは、ドラマにおいてとても印象的に描かれている。

雨の中でのドラム演奏がどれだけ大変なことが素人でもわかる。実際に、約2年かけてドラムの練習をしてきたというが、テクニックだけではない熱量を帯びていた。

「私はここにいる」

西条朱音としても、宮﨑優としてもそう言っているかのようだ。

宮﨑優って何者?

2018年から活動している宮﨑優。近年では映画『正体』、『死刑にいたる病』、『うみべの女の子』などに出演している。ドラマでは昨年、『ライオンの隠れ家』(TBS)に出演。

また、昨年はNOVAのCMにも出演したことで知っている人もいるだろう。しかし、やはり存在感を示したのは『グラスハート』への出演だ。

強いまなざし、かと思いきや急に無邪気に笑う。バラエティに出演している姿を見ていると、ナチュラルな女の子の空気になるのでやはりその豹変ぶりがすさまじい。NOVAのCMでも言えるのだが、スッとカメラを見据えたときのまなざしの強さは息を呑むものがある。『グラスハート』でも回を追うごとに存在感は増していく。

今後、どのような活躍があるか

『グラスハート』の西条朱音のように、宮﨑優がシンデレラストーリーを歩むかどうかは今後の活躍にかかっていると言っていいだろう。

SNSでも「最高にかっこよくてキュートなヒロイン」、「表情が素晴らしい」など注目を集めている。西条朱音の次に宮﨑が演じるのは一体どのような役か、期待して待ちたい。


※記事は執筆時点の情報です。