朝ドラ『あんぱん』"まさかのワード"がトレンド入りし→視聴者「謎…」「語感がクセになる」話題に

NHKドラマ『あんぱん』がクライマックスを目前に思わぬトレンドを生み、話題になっています。制作側もびっくりするまさかのトレンドワードとは！？深堀してみました。

朝ドラ『あんぱん』放送中

現在、NHKの朝ドラで放送中の『あんぱん』。大人気キャラクター・アンパンマンの生みの親である絵本作家・やなせたかし（ドラマの中では北村匠海さん演じる柳井嵩）と、その妻・小松暢（ドラマの中では今田美桜さん演じる柳井のぶ）をモデルとした物語です。タイトルの「あんぱん」は、彼らの人生と創作の象徴であり、作品全体に通底する“愛と男気”のメッセージが込められています。

ドラマでは詩、漫画、パン作りなど、表現を通じて人を励ましたり、戦後の混乱の中あんぱんを通じた任侠劇や人生においての「節目」をリアルに描いたものになっています。

今年の3月31日に放送が始まったあんぱんは、現在26週目に突入していて、物語のクライマックスに向けて感情的なシーンが多く表現されています。最終回や伏線回収は？など推測する視聴者の声も高まってきている中、SNSでは「当時の主婦は凄すぎる！」「自分の気持ちを夫に打ち明けることもできなかったのだろう」「メイコちゃん切なすぎる」など感情移入した声も多く書き込まれています。

まさかのトレンド入り

そして8月27日（水）、ドラマタイトルは『あんぱん』なのにも関わらず『あんばん』というワードがなぜかトレンド入り。SNSでは「あんぱんではなくあんばんがトレンド入りしてるのって意図的なもの？？」「トレンド入りしているの謎」「まさかのあんばんって何？」「NHK朝ドラってタイトルあんぱんだったよね？」など混乱のコメントが寄せられています。

なぜこのようなワードがトレンド入りしたのか深堀してみると、ハッシュタグ「あんぱん」と書き込もうとした視聴者が誤って「あんばん」と書いてしまったようで、入力時の予測機能であんばんと打ってしまったことがわかりました。その「＃あんばん」が視聴者に「なんか可愛い」「語感がクセになる」など好印象を与えたことで多く拡散され、トレンド入りの波を巻き起こしたとのことです。

ドラマがクライマックスに入る中で、感情が揺れ動く表現が多くなってきていることと、「感情が爆発する朝ドラ＝あんばん」という言葉がマッチしてSNSでは「第108話、まじで“あんばん”だった。涙止まらん」「“あんばん”って言いたいだけの民が増殖してるの草」「あんぱん”は作品、“あんばん”は感情」などの書き込みが散見されました。

また予測機能に困惑した視聴者からは「だからタグ打とうとしたら （あんぱん）でなく、（あんばん）ってなったのかしら？」「#朝ドラあんぱん が正しいんだよね？」「某タグと区別化するために新しいタグが生まれたのかしら？」との声も上がりました。

思わぬトレンドを生んだNHKドラマ『あんぱん』ですが今後の展開も気になりますね。

---

※記事は執筆時点の情報です