1. トップ
  2. ネイティブはこう言う!『結構です』って英語で言える?→旅行中に役立つ英語!正解は?

ネイティブはこう言う!『結構です』って英語で言える?→旅行中に役立つ英語!正解は?

  • 2025.8.10

旅行中、誰かに何かを勧められたときや、店員さんが「いらっしゃいますか?」と聞いてきたときに、気軽に「結構です」と断りたいシーンってありますよね。

でも、英語で「結構です」をそのまま直訳しても通じないことが多いんです。この記事では、英語圏のネイティブがよく使う「結構です」の言い方を紹介し、旅行中のシチュエーション別に役立つフレーズや注意ポイントをわかりやすく解説します。

英語でスマートに断るコツを知って、旅先でのコミュニケーションをもっと快適にしましょう!

undefined

「結構です」の本当の意味と英語での表現の違い

日本語の「結構です」は丁寧に断るときの言葉として日常的に使われています。例えば、「お茶はいかがですか?」「結構です」と返すと、相手に失礼なく自分の意思を伝えられます。

ただ、英語の「No, thank you」や「That's fine」などはニュアンスが少し異なるため、使い方を間違えると冷たく感じられたり、誤解を招くこともあるのです。

特に「No, thank you」は直訳すると「いいえ、ありがとうございます」となり、丁寧な断り表現として最も一般的です。しかし、文脈によっては強い拒否や否定に聞こえることもあります。反対に、「That's fine」や「I'm good」などは軽い承認や満足を示す表現で、「結構です」という断りの意味と完全に一致しないこともあります。

つまり、ただ「結構です」を英語に置き換えるのではなく、丁寧さや状況に合った断り方を選ぶ必要があります。これは旅行中の会話において、相手の気持ちを尊重しつつ、自分の意志をスマートに伝えるポイントなのです。

旅行で役立つ「結構です」の英語フレーズ集と使いこなし術

それでは、具体的に旅行先でよくあるシーンごとに使える「結構です」の英語表現を紹介しましょう。

  • 飲み物や食べ物を勧められたとき:
    「No, thank you.」や「No, thanks.」が基本です。軽い印象で丁寧に断れます。
  • 追加サービスを求められたとき(例:ホテルのルームサービス):
    「That's fine, thank you.」や「I'm good, thanks.」で、今のままで満足しているニュアンスを伝えられます。
  • 訪問や案内を断る場合:
    「I'm okay, thank you.」や「It's okay, thanks.」を使うとやわらかい拒絶になります。
  • ショップや店で勧誘を断るとき:
    「No, thank you.」で十分ですが、もっと丁寧に「No, thank you. I'm just looking.」と言うと「見ているだけです」というニュアンスが加わり、より自然です。

さらに、表情や声のトーンも大切です。はっきりと笑顔で言うと、「結構です」と同じく相手を否定せず、やさしく断る印象になります。逆に無表情や強い口調だと、失礼に聞こえてしまうので注意しましょう。

気をつけたい!ネイティブが違和感を覚える「結構です」の英語表現

日本語の「結構です」をそのまま直訳した「I'm fine」や「I'm good」は、場面によっては適切でない場合があります。例えば「I'm fine」は体調や気分を尋ねられた時に使うことが多く、断りの意味で使うと曖昧に感じられます。一方「I'm good」は若者言葉として好まれますが、年配の人やフォーマルなシーンではカジュアルすぎる印象です。

また、ただ「No」で断るのは直接的すぎて、相手に冷たく感じられることもあります。特にサービス業などでの会話は、相手に敬意を表すフレーズを添えることがマナーです。英語圏のネイティブは、断るときに一言「Thank you」や「Thanks」と添えることを意識しています。これが、単なる「結構です」とは異なる文化的な配慮と言えます。

ですので、場面や相手に応じた断り方を身につけることで、旅行中のコミュニケーションもスムーズになります。英語の慣用表現を覚えておくことが安心感につながるでしょう。

まとめ:旅行で使える「結構です」の英語はシンプルかつ丁寧に!

「結構です」を英語で表現する際は、場面や相手の立場を考慮しましょう。最も基本的で多くのシーンで使えるのは「No, thank you」です。丁寧でやわらかく断れるので、旅行中にはぜひ覚えておきたいフレーズです。

また、「That's fine」「I'm good」「I'm okay」なども状況によっては便利ですが、カジュアルすぎないか気をつけて使い分けるのがポイント。さらに、断るときは必ず笑顔ややさしいトーンを心がけ、相手への感謝も伝えると、より自然で好印象です。

英語での断り方は、日本の「結構です」と同じ役割を果たしながらも、ニュアンスや文化的背景が少し違うため、正しく使い分けることが大切です。今回紹介したフレーズとポイントをおさえて、海外旅行や出張での会話をよりスムーズに楽しんでくださいね!