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ネイティブはこう言う!『がっかりした』って英語で言える?→感情の伝え方、正解は…?

  • 2025.8.9
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英語で「がっかりした」と伝えたいとき、ただ「disappointed」と言ってしまいがちですが、本当に感情が伝わっているでしょうか?

ネイティブはシンプルな単語だけでなく、ニュアンスや強弱をこめてさまざまな表現を使い分けています。彼らの自然な感情表現を知ることで、英語コミュニケーションがもっと豊かに、そしてリアルに。今回は「がっかりした」を英語でどう伝えるのが正解なのかを徹底解説します!

「がっかり」をただの"disappointed"で済ませるのはもったいない!

まずは「がっかりした」という感情の意味合いを考えてみましょう。日本語では「期待していたのに、それが裏切られて残念に思う気持ち」。この感情は例えば友人の約束がドタキャンになったときや、期待していた映画が思ったほど面白くなかったときなどに生まれます。

英語で「disappointed」は確かにもっとも一般的な言い方ですが、ネイティブスピーカーは状況や感情の深さによってもっと繊細に表現します。たとえば、「I’m disappointed」だけだとやや事務的で感情が薄い印象を与えることも。

そのため「really disappointed」や「pretty disappointed」など程度を強調したり、別の言い回しを使って感情を豊かに伝えます。

他にも「bummed out」「let down」「crushed」「dismayed」「disheartened」など、英語圏には微妙に異なるニュアンスの単語やフレーズがあり、場面や話し手の性格に合わせて使い分けられています。

感情の幅を広げる!使い分けたい「がっかり」の英語表現

具体的に、ネイティブがよく使う「がっかりした」の表現をいくつか紹介します。まずは最もポピュラーなものから。

  • Disappointed:期待が裏切られた時に最も使われる標準的な表現。「I was disappointed by the movie.」など。
  • Let down:「期待していた人や物に裏切られた・失望した」時に使います。「She really let me down.」は「彼女には本当にがっかりした」という意味です。
  • Bummed out:「気分が落ち込んでいる、がっかりしている」ニュアンスで、話し言葉でよく使われます。「I’m bummed out that the concert was canceled.」
  • Crushed:強い打撃やショックを受けてがっかりした感情。少し大げさですが、本当に落ち込んだニュアンスがあります。「He was crushed after losing the championship.」
  • Dismayed:驚きと同時にがっかりした様子。「We were dismayed by the news.」
  • Disheartened:「やる気をなくし、がっかりしている時。」ビジネスシーンなどで使われることもあります。

これらの表現は、単に「がっかり」だけでなく、感情の強さや対象の違いを伝えることができるため、状況に合った言葉を選ぶことで伝えたい気持ちがよりリアルに伝わります。

また、感情の度合いを示す形容詞や副詞を加えるのも一つのテクニックです。

"I was really disappointed"(本当にがっかりした)
"I felt a bit let down"(少し残念に感じた)

気持ちを繊細に伝えるには?自然なフレーズ&マインドセット

「がっかり」というネガティブな感情を伝えるとき、ネイティブスピーカーは単に事実だけでなく、その感情の背景もさりげなく表現する傾向があります。例えば、なぜがっかりしたのか、その出来事がどれほど大切だったのかを説明するフレーズが添えられることも多いです。

例えば、

「I was disappointed because I really looked forward to it.(本当に楽しみにしていたから、がっかりした)」

など、感情の理由や背景を伝えると、相手もより共感しやすくなります。

また、感情表現の仕方として、相手を責めるニュアンスが強くならないよう配慮する方法もあります。相手の行動を咎めるだけでなく、自分の気持ちを中心に伝えることで、よりスムーズなコミュニケーションが可能です。

以下は、自然で丁寧ながっかり表現の例です。

  • "I’m a bit disappointed, but I understand your situation.”(少しがっかりしているけど、あなたの状況はわかる)
  • "It was a bit of a letdown, but maybe next time!”(ちょっと残念だったけど、次の機会に!)

このように感情の「伝え方」も英語での大切なスキル。単語を知っているだけでなく、どう組み合わせて話すかがポイントです。

英語で「がっかり」を上手に伝えよう!

英語で「がっかりした」はシンプルに「disappointed」で済ませがちですが、実際にはニュアンスや感情の強さに応じて使い分けられています。

ネイティブは「let down」や「bummed out」など多彩な表現を駆使して、自分の心情に合った言葉を選ぶことで、より自然でリアルなコミュニケーションをしています。

また、感情の背景や理由、相手への配慮を含んだ言い回しを添えることで、単なる「がっかり」以上の深い共感や理解を伝えられます。英語の「がっかり」を極めれば、気持ちをストレートにかつやわらかく表現でき、相手との距離もぐっと縮まるはずです。

次に「がっかり」したときは、ぜひ今回学んだ表現やコツを試してみてくださいね!