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ネイティブはこう言う!『お世話になっております』って英語で言える?→メール冒頭の正解は…?

  • 2025.8.6
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ビジネスメールや日常のやり取りで頻繁に使う「お世話になっております」。

日本語では定番の挨拶ですが、英語では一言で同じニュアンスを表現するのが意外と難しいんです。

直訳すると不自然になったり、意味が通じなかったり…。

今回はそんな悩みを解決するために、「お世話になっております」を英語でどう言えばいいのか、正しい表現やメール冒頭の使い方をわかりやすく解説していきます。

「お世話になっております」が持つ意味とは?英語で伝えるためのポイント

「お世話になっております」は、日本のビジネスシーンで相手への感謝や敬意、または関係性の維持を示す非常に大切なフレーズです。単に「ありがとう」というだけでなく、「いつもお力添えいただいていることに感謝しています」「今後もよろしくお願いします」というニュアンスも込められています。

しかし英語圏では日本のように決まった挨拶表現はなく、単に感謝を伝えたり親しみを込める表現が主体です。そのため、同じように使うと「不自然」「意味が伝わりにくい」と感じられやすいのが現状です。

特にメールの冒頭では、カジュアルすぎず、かつ堅苦しすぎない「ちょうどいい」言い回しを選ぶことが重要。そのために、フレーズの背景や使い方を理解することが大切です。

実はこれが定番!英語でビジネスメールの冒頭に使えるフレーズと例文

英語では「Thank you for your continued support」や「I hope this email finds you well」などが、ビジネスメールの冒頭でよく使われる表現です。これらは「お世話になっております」と同様に相手への感謝や状況を気遣うニュアンスを伝えます。

たとえば、

“Thank you for your continued support.”
(いつもご支援いただき感謝しています)

と伝えることで、「お世話になっております」の意味をしっかりフォローできます。

また、少しフォーマルにしたい場合は、

“I hope this email finds you well.”
(このメールがあなたのもとに無事届き、元気でいらっしゃることを願っています)

と相手の健康や状況を気遣う表現も人気です。さらに、

“I appreciate your assistance.”
(お力添えに感謝します)

など具体的に感謝の対象を示すフレーズも使えます。

ただし、「I am indebted to you」や「I am grateful to you」という言い方は少し形式的すぎて、日常的なビジネスメールの冒頭では重たく聞こえることもあります。シチュエーションや相手との関係に合わせて選びましょう。

重ねて押さえたい!英語メール冒頭のマナーとNG表現

日本語の「お世話になっております」は万能ですが、英語ではニュアンスが伝わりにくい表現が存在します。例えば直訳の“I'm indebted to you”は堅すぎて親しみが感じられませんし、“Nice to meet you again”は初対面の相手には不適切です。

メールの冒頭に使うときは、相手が初めてか、すでに付き合いがあるか、文脈を考慮することが大切です。初めての相手には“Dear Mr./Ms. ○○”や“I hope you are well”などシンプルで丁寧な挨拶を。既存の取引先や関係者には“Thank you for your continued support”など感謝を込めた一言を添えるのがベスト。

また、カジュアルすぎる表現は避けるのが無難。文化の違いを踏まえて、清潔感のあるフォーマルさを保ちましょう。

まとめ:英語で「お世話になっております」を自然に伝えるコツ

日本語の「お世話になっております」は多彩な意味と深い感謝の気持ちを含んでいますが、英語には直訳に当たる表現がありません。

そのため、英語のビジネスシーンでは「Thank you for your continued support」や「I hope this email finds you well」など、相手への感謝や気遣いを自然に示すフレーズを使うのが正解です。

メール冒頭で適切に使い分ければ、丁寧さと親しみやすさを両立できて、相手との良好なコミュニケーションにつながるでしょう。これを機に、英語での挨拶表現をマスターして、ビジネスメールの印象アップを目指してください!