「おばけが出る」「気持ち悪い」“想像を絶する客室”があった人気旅館を実名で暴露…「地獄」「今は出来なさそう」スタジオ唖然

8月11日放送の『激レアさんを連れてきた。』では「立地条件が最悪な温泉旅館を泥臭すぎるアイデアで人気旅館にした人」が登場。立地条件最悪の旅館をV字回復させた泥臭すぎる逆転劇にスタジオ騒然…！？

スタジオも驚きの「泥臭すぎる」アイデアとは

愛媛県松山市にある、道後プリンスホテルの代表を務めていたコウチさんが登場。温泉街の中心にある道後温泉本館からは徒歩12分、商店街も反対方向という立地。この立地について、「最悪ですね」「極悪な条件下」「立地条件が最悪」と語ります。

集客のために始めたのは、全国に向けたパンフレット配布。北海道から沖縄まで自ら出向き、「法被を着て少しでも目立つ格好でセールス三昧」と話すコウチさん。飛行機でも移動中に乗客へ「いい旅館がありますから」と手渡し。若林さんからは「ほぼハイジャックじゃないですか」とツッコミが入り、番組内でも「1970年代のお話です」と注意書きが表示されます。これだけでなく、国鉄でも配ったコウチさんは「車掌さんに怒られても怒られても挫けずに…」と当時の苦悩を語ります。しかし、「怒られたらやめて」と若林さんは冷静にツッコみ、スタジオを笑いに包みました。

パンフレット効果は少し得られたものの、そんなに客足は増えず…次に、アメニティを改善。ブルガリ&ティファニーにすることで女性客をゲットする“赤字上等”の作戦。子どもにカブトムシを配り家族客をゲットするなど、ターゲットごとに戦略を展開していきます。結果、220人だった収容人数は350人まで成長！

その後も「もっと大きくしたい」という思いから話題づくりのため、宇宙ルームや岩盤浴ルームなどのコンセプトルームをオープン。しかし失敗に終わることもあったそうで、愛媛のゆるキャラ尽くしの“みきゃんルーム”は「あまり売れませんでした」と苦笑。

さらに、「もっと売れないお部屋を紹介します」と絵画のような“スケッチルーム”を披露。写真を撮ると絵画のような一枚になるという斬新な部屋ですが、「100％キャンセル」という衝撃の結果に。理由も「おばけが出る」「昆虫が出てきそう」という、目の錯覚による思い込みが発生してしまうからなのだとか。コウチさんからは「日本一稼働率の悪い部屋」「だって気持ち悪いもの」とまさかの発言まで飛び出します…！最終的には「普通の部屋が一番いい」と気づいたコウチさんですが、挑戦は続きます。

道後エリア最大級の客室数を誇る旅館に

次は、貸切露天風呂にボージョレ・ヌーボーを入れて飲みながら浸かったり、“タコの掴み取り風呂”で獲ったタコをそのままBBQで味わうなど、型破りな企画を実施。これにはタコの気持ちになった若林さんも思わず「地獄じゃねーか！」とツッコミ。再度「1980年代のお話です」と注意書きも表示されます。「今は出来なさそうだよね」と呟く若林さんですが、当時はどちらも評判は良かったとのこと。

これらのアイデアにより、収容人数は350人から750人へと増築され、道後エリアで最大規模の客室数を誇るように。その後コロナ禍で、365日のうち345日が赤字という倒産の危機に見舞われ「地獄の連鎖」とコウチさんは語ります。それでも負けじと、今度は修学旅行生をターゲットにした企画を実施。まくら投げ大会などユニークなアイデアが功を奏し、見事に学生客も取り込むことに成功。

最後には若林さんから「道後のタコ社長」と名付けられ、スタジオは笑いに包まれました。

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『激レアさんを連れてきた。』TVerで無料配信中
若林正恭＆弘中綾香（テレビ朝日アナウンサー）＆影山優佳＆平子祐希
［配信日時］2025年8月11日（月）
［番組URL］https://tver.jp/episodes/epuqi87yr4

（C）テレビ朝日