意外に間違える人が多いかも…？「6÷3−0÷2」→5秒でチャレンジ

今回は、一桁の計算問題にチャレンジです。

一見簡単そうに見えるかもしれませんが、ちょっとした落とし穴があるので注意しましょう。

制限時間は短いですが、冷静に計算することが大事ですよ。

問題

次の計算をしなさい。
6÷3−0÷2

※制限時間は5秒です。

正解は、「2」です。

1と答えてしまった人は、残念ながら間違いです。

どう計算したら答えが2になるのかは、次の「ポイント」で確認できますよ。

この問題のポイントは、「計算の順序」です。

計算の順序には、以下のルールがあったことを覚えているでしょうか？

<計算順序のルール>
次の順序で計算します。

1.()の中
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算
※同じ優先順位の計算がある場合は、左から計算します。

この問題では、式の前半と後半に割り算が一つずつ、中央に引き算があります。

よって、まずは割り算を先に計算してから、引き算をするのが正解です。

6÷3−0÷2←左にある割り算を先にする
=2−0÷2←次の割り算をする
=2−0←最後に引き算をする
=2

もしこのルールを守らずに、左から順に計算してしまうと…「1」という間違った計算結果が出てしまうので、注意しましょう。

6÷3−0÷2←左の割り算をする
=2−0÷2←引き算をする
=2÷2←割り算をすると...
=1←誤答!

この問題では、前半と後半の割り算に注目することが大事でした。

割り算と掛け算は、引き算と足し算よりも先に計算するのがルールです。今回の問題のように、後半に割り算や掛け算が登場するケースも少なくありません。複数の演算が含まれている式を見たら、まずは「どの順序で計算する必要があるのか」を見極めることから始めましょう。

他にも計算順序がポイントになる問題を用意していますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。

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