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「神レベル」「さすが日曜劇場」大河女優、“表情の繊細さ”で悲しみを表現した名演技に相次ぐ称賛の声

  • 2025.8.28

松本潤が主演するTBS系 日曜劇場『19番目のカルテ』(毎週日曜よる9時)の第6話が8月24日に放送。ターミナルケア(終末期医療)が描かれた今回、徳重(松本)から担当を任された滝野(小芝風花)の奮闘が、視聴者の心に深く響いた。

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日曜劇場『19番目のカルテ』第6話より(C)TBSスパークル/TBS

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

患者“辰”石橋蓮司の演技に反響「リアル」「泣かされた」

滝野が担当するのは、肺がんステージ4の患者・半田辰。在宅ケアとなり、床に伏す辰を演じた石橋蓮司のリアルな芝居が、視聴者の胸を強く打った。SNSでは、「病人ではなくて棟梁の顔で。きりりとしててカッコよかった」「いぶし銀の演技に泣かされた」「終末期ものすごくリアルでうまいな」と反響が続出している。

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日曜劇場『19番目のカルテ』第6話より(C)TBSスパークル/TBS

一方、辰と同居する次男の龍二(今野浩喜)、離れて暮らす長男の竜一郎(近藤公園)といった家族たちの葛藤も描かれ、「胸が締め付けられた」「のこされる家族、はじめて看取るDr.のケアも必要」「ひとごとじゃないな」と、自分の家族のことを思って共感する視聴者の声が相次いだ。

“滝野”小芝風花の熱演に視聴者が涙

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日曜劇場『19番目のカルテ』第6話より(C)TBSスパークル/TBS

辰の意思を尊重しつつも、家族の葛藤にも向き合った滝野は思い悩み、徳重の前で涙を見せる。そんな滝野は「かっこよく死にたい」という辰のために、家族や辰の知人らとともに宴を催し優しい笑顔を見せたり、気持ちを奮い立たせ辰の最期を告げたり…。滝野の多彩な表情が、視聴者の心に深く刻まれた。

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』での好演も記憶に新しい小芝が、思い悩み成長する滝野を熱演。SNSでは「悲しみが伝わる演技力は、さすが」「名演技でした」「表情の繊細さが神レベル」「さすが日曜劇場のキャスト」と称賛の声が届いた。そして、「全力でぶつかっていく姿に心打たれました」「結末は知ってるけど泣いてしまった」「感情移入しすぎて涙止まらない」と感動の声も続出。

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日曜劇場『19番目のカルテ』第6話より(C)TBSスパークル/TBS

第6話では矢部太郎演じる精神科医・天白が、悩む滝野に思わず声をかける場面も。そのことを聞いた内科医・鹿山(清水尋也)が「あの人、しゃべるんだ…」と滝野に言ったように、SNSでも「矢部太郎が初めて喋ったぞ!」「やっとセリフ!」「びっくり」と驚きの声が届いていた。

内緒で島から魚虎総合病院にやってきた赤池(田中泯)も描かれるなか、次回は徳重が赤池の元へ。物語はいよいよ最終章。次回も見逃せない展開となりそうだ。


TBS系日曜劇場『19番目のカルテ』毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。