1. トップ
  2. 「今ならドン引きされる…」“コンプラ的にアウトな描写”に物議醸すも…「マジで最高なので全員観て」称賛殺到の伝説ドラマ

「今ならドン引きされる…」“コンプラ的にアウトな描写”に物議醸すも…「マジで最高なので全員観て」称賛殺到の伝説ドラマ

  • 2025.8.29

平成には、社会現象を巻き起こすような作品が数多く生まれています。そこで生まれた名セリフや主題歌は、今なお多くの人々の記憶に刻まれていることでしょう。今回は、そんな“平成の名作”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、2005年放送のドラマ『anego』(日本テレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“平成の名作”ドラマ『anego』

undefined
KAT-TUN会見 赤西仁(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『anego』(日本テレビ系)
  • 放送期間:2005年4月20日~6月22日

あらすじ

林真理子さんの同名小説を原作に、日本テレビ系列にて実写テレビドラマ化。

商社に勤める32歳の野田奈央子(篠原涼子)は、運命の出会いを夢見ながらもいまだ独身で、将来に不安と焦りを抱えていました。

そんななか、奈央子が所属する部署に黒沢明彦(赤西仁)立花渡(山口馬木也)という男性社員が配属されてきます。後輩の面倒見が良く、頼れる存在であることから黒沢から“アネゴ”と呼ばれるようになった奈央子。仕事だけでなく、人間関係のもつれも解いていく奈央子の姿に、黒沢は特別な感情を抱くようになっていき―。

ドラマ『anego』の見どころ※ネタバレあり

ドラマ『anego』では、現代の価値観とは異なる部分が随所に見られます。特に、職場での女性の扱いやセクハラとも取れる言動、結婚に対するプレッシャーといった描写は、今観ると違和感を覚えるかもしれません。SNSでは、「今の時代なら炎上してそうな価値観が満載…」「内容というか価値観の古さについていけない」「今ならドン引きされる」といったコメントが寄せられていたようです。

一方で、本作が根強い人気を誇る理由は、篠原涼子さん演じる頼れる“アネゴ”の野田奈央子と、赤西仁さん演じる年下社員・黒沢が織りなす年の差恋愛の魅力にあるでしょう。特に、お互いの本音がコミカルに描かれる心の声が漏れる演出は、2人の距離感を絶妙に表現しながら、それぞれのキャラクターの魅力が存分に表現されていました。SNSでは、「ひさびさに観てもキュンとした」「神ドラマ」「鼻血出た」など、2人の恋模様に心を奪われた方で溢れていました。

赤西仁演じる年下イケメン役に視聴者ベタ惚れ…「最高なので全員観て」

本作で特に高い評価を受けているポイントは、赤西仁さんが演じた年下イケメン社員・黒沢明彦の圧倒的な魅力です。主人公を「アネゴ」と慕う子犬のような無邪気さで母性本能をくすぐる一方、いざという時には年下とは思えない男らしさを発揮。困難な状況の奈央子を大胆な行動で守り、ストレートに想いを伝える情熱的な姿は、多くの女性視聴者をときめかせました。

当時、赤西さん自身が持つクールで色気のある雰囲気が役柄と完璧にマッチし、忘れられないキャラクターとして今なお語り継がれています。SNSでは「マジで最高なので全員観て」「何年経っても色褪せない」など、その存在感を絶賛するコメントで溢れていました。

まだドラマ『anego』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“アネゴと生意気な年下男子が織りなす胸キュン年の差恋愛”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です